ミノカサゴの代表種 ミノカサゴ

蒼海アクア

カサゴ目フサカサゴ科 Pterois lunulata

比較的温帯域を好むミノカサゴの代表種で、南日本や伊豆諸島,琉球列島,中国近海の砂地などの開けた環境に生息する。和名は大きく広がる各鰭を日本伝統の蓑や被り笠に見立てて名付けられたそうです。ミノカサゴ類共通の毒棘の強烈さから日本国内ではいくらかの地方名があり、三重県では「無暗に触らないようしばし待て」から”マテシバシ”,山口県では「平清盛のごとく衣服の下に武器を隠している」から“キヨモリ”などと呼ばれるそうです。

ハナミノカサゴとそっくりな種ですが、背鰭軟条と臀鰭,尾鰭に白黒斑点が無い、下顎に赤褐色の模様が無いことで見分けられるそうです。けれども自分が(pixivへの投稿以前から)これまで描いていたミノカサゴは体色が濃い傾向にあるハナミノカサゴを元にしていましたので、それと識別する意味で本種はやや薄色にしてみました。黒い縞模様を薄褐色にするのは物凄く違和感を感じてしまいましたが、仕方ないですね・・・。

#fish#ミノカサゴ#カサゴ目#有毒生物

2022-12-25 07:02:35 +0000