「ちょっと大丈夫なの!?」
そんな声と共にデリンジャーの身体に金色の鱗粉がキラキラと降りかかる。
鱗粉が降れた箇所の傷はみるみるうちに塞がってゆく、小さい傷に関しては痕も残らなかった。
「あら、羽虫がこんなところに迷い込んだの?」
「誰が羽虫よババア!!!」
「バっ…!?」
「これは…ベル!なぜこんなところにいる!」
戦闘力も無いに等しい小さな彼女があいつの攻撃を一撃でも受ければ最悪致命傷になりかねない。
「魔力チョットヤバイってなってるやつが何言ってるのよ!私の魔力じゃ足しにもならないだろうけどさっさとあんなやつ倒しちゃってよね!フワーワも頼むわよ」
「ワカッタ フワーワ デリジャ 守ル!」
と、ベルはデリンジャーの頬に片手で振れる魔力を流し込む。魔力を渡すにつれてベルの羽は徐々に黒く変色し萎びていき、ベルの顔にも疲れが現れた。
「あー…久々にやったわ…もう鱗粉でないんだからね…疲れるぅ…」
「ベルモ 守ル!」
「ありがと~…ハァハァ…マジで守ってもらえないとヤバイわ…」
「あの羽虫ィ……!」
■こちら【illust/103770911】とこちら【illust/103792436】の流れをお借りしてログインと共に合流させて頂きました。
ご都合悪ければスルー、パラレルでお願いします。
■妖精の鱗粉でデリンジャーさんの怪我を治療と魔力を少し分けさせて頂きました。小さい傷は無くなりましたが中傷以上は止血と痛みがマシになったくらいになります。
魔力に関してはベルにとってはいっぱいのつもりでもデリンジャーさんにとっては10%くらい回復したかなー程度です。
■鱗粉と魔力に関して:鱗粉は羽から出してるのと、魔力が羽に集まっているので使うにつれて徐々に黒くなり萎びたようになります。(飛行に関しては問題ありません)体力も使うので使えば使うほど疲れます。しばらくすれば徐々に魔力が戻っていくのでしばらく時間が立てば元に戻ってます。
■お借りしました
デリンジャーさん【illust/102123133】
フワーワ【illust/102510094】
忌煙會・四天王の女性(ババアって言ってごめんなさい…)【illust/103717072】
口が悪いベル【illust/102364135】
衣服に関してはいつものに戻りました。
2022-12-22 15:03:46 +0000