【illust/103501911】の流れをお借りしています。
響く子どもたちの笑い声が心地良い。
慌ただしく働く大人たちの汗も宝石のようだ。
陰る路地裏など、誰も見向きもしないだろう。
「何を謝ることがある?君のその感覚は当たり前だ。
私はすっかり忘れていたけどね、はっはっは!」
沈黙を破ったのは青髪の男の声だった。
「ただ、申し訳ないが……慰めの言葉をかけたところで
何かが変わるわけではないからなぁ」
「ご、ごめんね!変なこと言っ…」
「ただ1つ、今変えられることがあるとするなら」
男は遮るように立ち上がり、半ば強引に腕を引く。
「”今日の聖夏祭”を泣いて終えるか、笑って終えるか、だ!
君はどっちがいいんだい?時間は待ってくれないぞ!」
遅かれ早かれ終わりが来るのだから
少しでも明るく、笑顔で、色鮮やかに。
時には影のヒーローだって演じよう。
願わくば来年の聖夏祭も、いつか約束した列車旅も
君や仲間たちと笑って迎えられますように。
「あそこの店のものなら君でも食べられるんじゃないか?」
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要約すると
「もう自分たちじゃどうにもできないんだから、
せめて最期まで楽しく過ごそう!今はお祭楽しもう!」
という事が言いたいそうですイスは。この時点では死への恐怖は特にない模様
シルュくんの気持ちを和らげられるのかコレで…!能天気な男である
シルュくんが女性であることは知らないので
強引に腕を引っ張っているようにエスコートが雑です。
ナイトシェードの不穏ラッシュ、なんとかなれ~!
時系列的に【illust/103522796】の前です。
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◎お借りしました(敬称略)
香煙屋 シル・イルュ【illust/102001819】
◎自キャラ
多分この時にはサキノハカ進行済だったイスエンティ【illust/102127458】
◎企画元【illust/101965643】
2022-12-13 03:11:11 +0000