Tetora闘技大会も終盤に差し掛かり、武器のスタックも底をつきそう。
何度か倒れそうになったこともあったが、自前の回復力でなんとか持ちこたえていた。
そんな中、生き残っているザリア軍の騎士の中に魔法を使う小柄の剣士が居ることに気がついた。
武器に魔力を込めているその戦い方に親近感を覚えた私は、その剣士に挑んでみることにした。
高く飛び上がり、剣士めがけて落下しながら剣を振りかぶる。
小柄の剣士は影に気がついたのかこちらの方に振り返り回避が間に合わないと判断したのか両手で防御姿勢を取る。
大剣同士がぶつかり合い、防がれた剣の刀身が真ん中から折れて弾け飛んだ。
「やっぱりダメか。」
今のところ、全ての武器が一発目で折れてしまっている。
これだけ繰り返せば何かしら折らない方法を掴み取れるかと思ったが、やはりいつもの剣でないとダメなようだ。
反撃が来る前に飛び退いて騎士の方をみる。
「…あれ？リレイアさん？お久しぶりですね！」
「リルファさん？！今までどこに…というか、制服は？」
「せいふく？…あ、私、除隊されてますよ。今はオルギットです！」
「え？！何故？！」
「その話はまた後で！怪我しないよう、お互い頑張りましょう！」
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というわけで、最終日終盤ですが突撃させていただきました！
リルファの過去の所属はザリア軍であり、それなりに所属していれば一度は人助けの一環で助けられています。
その後、人助けのし過ぎで遅刻や規律を守れなかったりした結果、除隊されることになりました。
リレイアさんは前者の評価しか知らないものと思われます。
お借りしました！
リレイアさん【illust/102138659】
リルファ【illust/101994505】
2022-12-11 09:04:31 +0000