電化延伸に伴い、寝台特急のディーゼル発電に疑問が持たれるようになりました。
電化区間では電動発電機で対応できるよう、電動発電機を搭載することに。
ディーゼル発電機に加えディーゼル発電機を載せた、今風で言えばデュアルモード電源車、カニ22が登場。
電化区間ではディーゼルのばい煙と騒音をなくした、画期的な車両と期待されましたが、当時の技術では機関車並みの重さとなり、丙線では70キロの速度制限。
運用が開始されるとこの点がネックとなり、軽量化のため電動発電機とパンタグラフは徐々に撤去され、本来の目的を果たせない、悲しい運命をたどることとなりました。
2022-12-10 17:01:55 +0000