「ねぇねぇさっき貰ったのってスピルフィラだろう?ぼくアレ好きなんだよねぇだからちょうだいよ。」
「お断りします」
「ていうかさっき色々買ってたよねどんなのだい見せてごらんよ」
「あなたに見せるものなどありません」
「あ~あ~いいのかなぁ~そんな邪険な態度で、せっかくご先祖様が会いに来てあげたのに」
「来てほしいなどと頼んだ覚えはない…」
「ところで、出会い頭に『食え』と渡されたものは」
「カワリ柿のワカガキっていうんだって!大丈夫、消化が進んだらすぐに戻るって言ってたよ」
「なぜ俺に勧めたのですか」
「ぼくが久々にその姿を見たかったからだよ!いやーー我が子らの若い頃って一瞬じゃないか!」
(もう疲れたこの始祖……)
*
「そうそう、君の愛しの彼女に会いに行ったよ。
老いたとはいえ相変わらず彼女は元気で猛々しいね!
でも彼女の種族からするとそろそろ寿命が近いんだろう?会いに行ってあげたらどうだい?」
「…毎年足を運んでいるんだが……」
「毎日でも会いたいってさ!」
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※これはネタバレですが、「愛しの彼女」とは世話をしていた"""馬"""の話です。
前回【illust/103308697】から王都に移動して面倒なヒトに出会ったらしい。
非公式イベント:豊作!カワリ柿!!【illust/103251063】
見た目20代の頃になりました。
なってしまったものはしょうがないとしても、気疲れで表情変化はいつも以上に乏しい。
※描く暇がないので戻る描写しませんが1時間くらいで戻ります。
始祖:光と大気の精霊族。はるか昔から生きてる。
装蹄師のほうのおじさん【illust/102302754】の名前はこの始祖から取られた→年表参照【illust/103308697】
似てるのは身体特徴における色だけである。
おまつりに乗じてログインした精霊族。
我が子の周りでいろいろあったっぽい【illust/103375464】から気にかけてウザ絡みした。
ホースショーに行くまでの道でサクッと別れた。大気というより嵐である。
❖お借りしました(敬称略)
スーパーモグモグおねえさん【illust/103350663】
→我関せずな雰囲気ですが騒がしく思ってそう。
タマゴ売りのマカロニ【illust/102108160】
タマゴサンド【illust/102225605】
立ち売りスタイル【illust/103220630】
→ご存知大盛況のタマゴグルメ!美味しくいただきました。
背が高いので立ち売りはひときわ目立ってそう。
農組のヌタバ【illust/102093707】
→ウメイ・ポール【illust/103346209】の主催としていらっしゃるとのことでしたので通りがかり。雰囲気でおや?と思ったけど若返りのため別人と判断しそうかな、と。
冥灯の魔女ミコリア【illust/101967975】
蒼花売りスタイルおよび商品【illust/103343790】
スピルフィラ【illust/101968069】
→顔色そのものよりもなにやら気疲れしてるように思えた(その割には疑ってスミマセン)
ハーブティー:おじさんはお茶好きなので。ティータイムに楽しみます。
フレグランス:クリムはスピルフィラを飲めない&落ち込み気味なので気分転換してほしくて。
オイル:とねっこ姿の始祖を見て、来たるとねっこラッシュに備えての必需品(消毒用)を求めたと思います。
グラスローズティー【illust/103426595】
→スピルフィラのハーブティーの代わりに別途購入。オラッリンク先の夫婦のかわいいエピソードを読めっ(宣伝)
とにかく祭りを描きたかってん。
質問、問題等ございましたらお気軽にお知らせください。
装蹄師ゴルトラール・クリム・迷い馬【illust/102302754】
フリークスダービーお手伝いの姿【illust/102902916】で出歩いてた。
PFSOZ【illust/101965643】
3章【illust/103207230】
2022-12-09 17:53:11 +0000