「やあやあ御集りの皆々様、このゼラルディアではカラスが飼育されているのをご存じですか?
本日はゼラルディアとカラスの数奇な御話をお聞かせいたしましょう!」
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■メリーナ(精霊族/人間換算23歳/女性/168㎝)(方言を隠した丁寧口調/わたくし)
・王府衛兵隊の衛兵。
精霊族の都市シルマ出身。実家は森林官の家系。
幼少期に首都に居るという「レイブンマスター(鴉使い)」の話を聞き、憧れから衛兵隊を目指し、
文武両道を鍛え親御さんを説得しシルマの有力者の伝手を頼って何とか入隊した努力の子。
……なのだが肝心の「レイブンマスター(鴉使い)」は衛兵隊の中でも長年勤めた者への名誉職
だと入隊後に知り愕然。何とか飼育係に慣れないかと上官に談判するも失敗している。
現在は「若い者の力も必要でしょう?」と勤務時間外に押しかけて手伝いながら自分を売り込み
ゆくゆくは例外的に若年で飼育係に任命してもらおうと画策中。
最近は飼育係(仮)も様になりカラスにも懐かれ観光客にも本職かと勘違いされているので、
「レイブンマスター(鴉使い)」の見習い「レイブンエスクワイア(鴉の従者)」とあだ名がついている。
・レイブンマスター(鴉使い)
ゼラルディアでは過去の逸話や伝説から、統一以前から国でカラスを飼っており、
バラル遷都以降は王府衛兵隊管轄のバラル宮の見張り塔で飼育されている。
常時複数羽のカラスの繁殖育成のほか、野生の野鳥への餌付け観察などを行なっており、
飼育係は王府衛兵隊から長年として従事した者が名誉職としてつくのが慣例となっている。
バラルの都市拡張によって見張り塔の役割は外苑城壁へと移り、
現在は一般公開され観光名所として1つで絵葉書なども売っている。
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pixivファンタジア Scepter of Zeraldia【illust/101965643】
王府衛兵隊【illust/103038792】
王都の衛兵さんがカッコよくて勢いで制服着させてもらいました!!
2022-11-27 13:47:48 +0000