▼ガルガティア(通称:魔狼)
巨大な狼型魔物。
群れで行動する個体と単独で行動する個体が複数確認されている。
群れで行動する個体を『ガルガティアス』、ソロで行動する個体を『ガルガティス』と呼ぶ。
ゼラルディア王国内でのみ確認される魔獣。
学者の中では『ガルガティア』は群れで行動する魔獣とされ、ソロで行動している個体は群れを作る前段階であると考えられている。
番を作り家族から成る群れを形成したガルガティアは集団で狩りを行い、時として家畜を狙うこともあるため一部の畜産農家からは嫌遠されている。
ソロで行動している個体は場合によってヒトが使役することも可能とされ、己と同等もしくは強者であると示せば伏して忠誠を誓う賢い魔獣である。
ガルガティスが主と定めた相手を裏切ることは無く、時としてゼラルディア王国貴族の”忠義”の印として紋章などに使われることもある。
気性は穏やかで基本的にこちらから仕掛けない限りは攻撃性を見せることは無い。
ただし、群れで行動する個体群は特に繁殖期が近くなると攻撃性を増し、時として城下や村々で目撃されることもあるので討伐対象としても名を連ねている。
使役を可能とするのは「ガルガティス」のみ。
ザリア軍→軍用魔獣として繁殖・生育を行っており一部の”狼騎手”の専用騎獣として扱われる。貴族上がりの者が実家から己の魔狼を連れてくる場合もある。
呼称:【騎狼獣/ザリディア】
・体毛が黒・青・紫の個体が多い。
イスリアド家→代々家で飼育している貴族もいる。野生種を騎獣としている者は一目置かれる。(つまりは魔狼に力を認められたということだから)
呼称:【魔狼騎獣】
・その家に応じて色は様々。染色して色を変えることもある。
エイリル教団→聖騎士が”聖獣”として一部の真っ白な魔狼を管理飼育している。
呼称:【聖獣/聖狼リアディス】
・体毛が白の個体のみ。額にエイリル教団の紋章を染色される。
ガルガティス野生種→認められるためにはそれ相応の力を魔狼に示さなければならない。もし、力を示し認められれば魔狼は真摯に従順に貴方に膝を折ることだろう。しかし、認められなければ弱者として頭から齧られる覚悟を決めなくてはならない。力を示した者のみがその背に跨ることを許されるのだ。
・体毛は様々な個体がおり、また地域によっては顔の模様も色々と変わる。今回表記されたものは剣の平原周辺で見られる個体。
【強さランク】
群生種(群れている個体)>野生種>交配種
【大きさランク】
群生種≒野生種>交配種(交配により個体の縮小)
【特殊攻撃】
風の魔力を内包する為、切り裂き攻撃に風の属性を付与することや噛みつき攻撃に風の特性である斬撃性を持たせることも可能。
移動速度も風の魔力を合わせればまるで風になったように大地を駆けることが可能となる。
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〈タグについて〉
今回は三組織の皆さんが乗れるように敢えてタグを3つ付けています。ご留意ください。
遅くなってしまい申し訳ない…!
狼騎獣くんを味方勢として一応解き放っときます。
原則、こちらから攻撃しなければ向こうからの敵対行動はありません。
どちらかと言えば、群れの序列を乱したイプスガルガティアに対して報復行動を行っている事でしょう。
…って考えてたらまさかのそれ書いてくださった神様【 novel/18774512 】が居たのでぜひ見ておくれ(歓喜)
キャプションと画像は今後更新する予定有り
◾︎pixivファンタジアSOZ【 illust/101965643 】
◾︎魔物討伐管理部シャトリエル【 illust/101965643 】
◾︎魔物発見報告書 補足 【 illust/102522076 】
2022-11-23 15:46:15 +0000