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なつ■概要
名称:オオルリトリザメ(大瑠璃鳥鮫)
目:トリザメ目
科:トリザメ科
体長:400cm
■トリザメとは？
鳥の特徴を持ったサメの種類。
鱗が肥大化し翼のように見える前ビレ、鳥足のように長い腹ビレ、上下左右に広げた尾翼のような尾ヒレを持つ。
ゼラルディア近海の海に生息しており、小型なものから大型のもの、体色模様、前ビレの形、吻の大きさの違いなど多種多様な姿のトリザメが存在している。
翼の様な前ビレを羽ばたかせて高速で泳ぐ事が出来、海中で何かが煌めいたら、それはトリザメが獲物を狩る為に鱗を煌めかせて『飛んで』いる証拠なので、無闇に光った方へ近づかないほうが無難。
種類によってその速度は異なるが、最大になると100km近く早く泳ぐトリザメもおり、その速さを維持したまま上下に広がる尾ヒレで自由に方向転換したり長い腹ビレで急ブレーキをかけたりと、追跡能力も高いので狙われたら逃げるのは困難。
しかも小型の種類のものはトビウオの様に海面を飛ぶ事も出来るので、船上だからと油断していたら噛まれた事故の報告もあるので、接近しない事に越した事はない。
害魚としてサメハンター達に狩られる事もあり、肉や鱗が流通に乗る事もある。
肉は非常に淡白な味で、鳥肉に近い風味を持ち、不思議と塩臭くない。
鱗は主に水中で使う鎧や道具、ナイフへの加工に使われる。
■オオルリトリザメ
緑竜諸島でよく見られるトリザメ。
トリザメとしては中型の種で、瑠璃色の美しい鱗をしているのが特徴。
その美しい姿は魅力的だが、性格は凶暴。よく知らぬ観光客が無謀にも近付き、彼らの腹の足しにされる事件は後を絶たない。
■活用方法
オオルリトリザメの体は食品や素材として使われる。
○食品として
まずトリザメの肉の特徴として、非常に淡白な味がする。現地ではフライにして濃い目のソースを付けて食べるのが一般的。
サメ類で代表的な食材と言えばフカヒレだが、残念ながらオオルリトリザメの背ビレは柔らか過ぎて、少しでも加熱したら溶けてしまう為、食用には向かない。
○素材として
長く美しい前ビレはそのまま剣として加工される事も多く、その昔諸島の人々はオオルリトリザメの鱗のナイフを儀式的な要素に使ったそうだ。
またその瑠璃色の美しい鱗をアクセサリーとして使う事は昔も今も多く、お土産の定番品になっている。
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食品、素材など、ご自由にご利用どうぞ！
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2022-11-19 08:11:11 +0000