ラストレース!チャンピオン争い。ファイナルラップの奇跡

しみじみ~ズ
Preview Images1/22/2

即席で話を書きました。
主にキノピオくんの実況で話を書いていきます。
キノピオくん「1号車のマリオがコントロールラインを通過。続いてデイジーの2号車がコントロールラインを通過して、タイム差は2秒0!ちょっと積めましたが、少し鈍くなっている。
残り3周、これ以上、詰めさせまいとマリオも踏ん張る。セルボモードのF6Bが唸る!
セクター1!二台の差は2.3秒!少し拡がりました。
デイジーも抜くぞ抜くぞと!攻め続けます。
最終ラップの最後のホームストレートまで、レースは何が起こるかはわかりません。
どちらが栄冠に輝くのか?勝利の女神はどちらに微笑むのか。
セクター2のタイムです。二位との差が…2.7秒にまで拡げました。まだ余力を残しているのか?マリオはしっかり後を見ています。抜かせまい!寄せ付けまいと攻めた走りを続けペースを上げて2.7秒差!
デイジーもまだ諦めていない!諦める必要なんてありません!最後の逆転も、あり得るわけです。チェッカーを振られるまで何が起きるかわからない!」

アルトワークス車内
デイジー「ルイージ!前の車と何秒差!?」
ルイージ「2.7秒差だよ。でも…」
デイジー「なによ!?」
ルイージ「無理はしてほしくないんだ。せめて二位でも充分だよ。もしクラッシュして君が怪我でもしたら…」
デイジー「なに言ってるの!?ここまで来て!マリオとピーチとのチャンピオン争いなのよ!?ルイージがそう言っても、私は諦めないわっ!絶対に!」

セルボモード車内
マリオ「コントロールラインを通過。二位との差はどれくらいでしょう?」
ピーチ「残り二周で3.0秒差よ。マリオ、プッシュ、プッシュ。ラストスパート!」
マリオ「オーキードーキー!」

キノピオくん(実況)
「マリオ駆る一号車がコントロールラインを通過!続いて二号車、デイジー通過。その差また拡がって三秒ジャスト!ポイント差がわずか20ポイント。先にチェッカーを受けた方がチャンピオン。
セクター1!その差3.2秒!コンマ2秒拡げました。さすがマリオです。まだまだ余力を残しているのでしょうか?
デイジーには厳しいレースになっているでしょう。しかし彼女もラスト10周から、この差になるほど追い上げを見せて、ここまで詰め寄せてきました。
そして今、セクター2の計測…コンマ1秒だけ縮まりました。
コントロールラインを抜ければファイナルラップ。
2号車の追い上げもここまでか!?
1号車が今、最終コーナーを立ち上がってファイナルラップに入ります!二号車との差は…3.5秒!2号車との差を拡げました!
デイジーとの差を意地で拡げました!
このままいけば、マリオ率いるマリオスーパーモーターチームがチャンピオン獲得となるのか!?
そしてセクター1計測!その差…2.7秒!
恐ろしく差を縮めたデイジー2号車!彼女の不屈の闘志が見えるその走り!ミラーには2号車が常に写っている。
でも、マリオのドライビングが乱れる事はありません!
その差は2.8秒!コンマ1秒拡げました!
1号車を追い掛ける2号車!!
その差は縮まりましたが今のマリオにとっては安全マージンでしょう。
安定した走り…完璧な走りでした。
さぁ…そして今、最終コーナーをを立ち上がってくる。
マリオパーティーでもスーパースターに輝き、マリオカートでもチャンピオンを獲得した彼が、今度は相棒のピーチとチームメイトと共にチャンピオンを獲得……………
あああぁぁぁーーっっ!!!
なんとぉぉぉっ!!
1号車が遅いっ!
1号車がスローダウンだっ!!
ええっ!そんなことがあるのか!?
デイジーがオーバーテイク!!
なんと言うことだ!1号車ガス欠なのか!?
2号車が逆転!
チェッカーは…優勝は2号車だぁぁぁっ!
大逆転で優勝は…チャンピオンは…ルイージとデイジーのチームぅぅっ!ルイージガスターズ!!
1号車は燃料が保ちませんでしたぁぁっ!
まさかの大逆転で優勝はデイジーのアルトワークスっ!!!
マリオのセルボモードは力尽きましたぁっ!最終コーナーっ!
何とかコントロールラインを超えるセルボモード、二位フィニッシュぅぅっ!!
ピーチの瞳に涙が見えます!止まっているセルボ!ホームストレート横っ!!!
チャンピオンはラスト300メートルで奪い取った!デイジー!ルイージガスターズ!!
なんとチャンピオン目前で、こんな事があるのか…
1号車マリオのセルボモードが、虚しくホームストレート上に停まる!
車を降りて…俯いたマリオ…悔し涙が見えます。
デイジー逆転…涙を流すルイージ!
なんと言うレースだ…(泣)
こんなレースはない…(泣)
こんなドラマは初めてです……(泣)
あまりに激しすぎるレース…感動しました…(号泣)」

アルトワークス車内
デイジーのインカムには、ルイージの歓喜の嗚咽が聞こえていた。
デイジーはガッツポーズをとったあと、ルイージに声をかけた。
デイジー「ルイージ…やったよ…勝ったよ…私…(泣)」
デイジーの青い瞳から大粒の涙が、さらに溢れてきた。マリオの駆るセルボモードが失速して抜いたときから彼女は泣いていたのである。
激戦の末に最後の最後、勝ち取った栄光…
その歓喜が満ち溢れ、前が見えなくなるくらいに視界が歪む。
ルイージ「デイジー…表彰台で待ってるね…(泣)」
デイジー「わかったわ…(泣)」

一方、ガス欠になり、抜かれる直前から涙が溢れていたマリオはその溢れる涙を指で抑えながら車から降りて、助手席側のドアを背にしゃがみ込んだ。
悔し涙を流しながら。
観客席から、マリオに向かって拍手喝采。
その音を聞いて、マリオも嗚咽。
キノピオくん(実況)
「マリオさん…立ち上がることが出来ません。でも、これは仕方がない…誰だってそうなっちゃいます。」

デイジーがルイージに諦めないと決断したときらラストまで流したいBGM
NOTHING'S GONNA STOP US TONIGHT / ANNALISE


https://youtu.be/OJFXoi2F3YI

#アルトワークス#セルボモード#mario#luigi#princess peach#Princess Daisy

2022-11-15 16:53:09 +0000