「他人が聞いて面白いかどうかはわからないけれど、
どんな出来事も物語の欠片だと思うの」
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いつものように、何冊かの本を抱えて、木漏れ日にあふれる森の道を進む。
今回は、出たばかりの話題の新刊を数冊。冒険小説から恋愛小説まで。
この小さな森の主で、家から出ることのない少女はこの物語を気に入ってくれるだろうか。
そんなことを考えて、自然と微笑みが浮かぶ。
「王位の行方、を見届けてくる、ですか?」
本を受け取った少女はユニトの問いにうなずいた。
現在王国では王位継承権を巡り各勢力が競い合っている。
その様子を見てきてほしいというのだ。
できれば面白エピソードを持ってきてくれたら嬉しい と。
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■ユニト(24歳/女性/162㎝)
魔術師ではあるが、どちらかというと研究者寄り。
アラディア院卒業後、王宮の(魔術書系)書庫の管理室に就職。司書。
色々あって、現在ルーチェヴェルデのお世話係(話し相手)に選ばれ、彼女の森に定期的に通うことに。
本を見繕ったり、世間の状況を彼女の元に運ぶのがもっぱらのお仕事。
趣味:読書
・ルーチェヴェルデ【illust/102349394】現在のお仕事の相手。読書家仲間。
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■参加です!
pixivファンタジア Scepter of Zeraldia【illust/101965643】
2022-11-12 15:18:34 +0000