- - - - - 追記 (11/17)- - - - -
ゼラルディア各地に自生している植物なのでミストールの探検以外のエリアでも描写して大丈夫です。
果実の加工品についても様々な会社から流通していることと思いますので、お好きなデザイン・お好きなアレンジでご利用下さい。
- - - - - 追記ここまで - - - - -
■迷宮探検だ!ダンジョンだ!毒沼トラップだ!!!のテンションで生やしました。ゼラルディア各地の森林に時々存在している植物です。この植物を利用したトラップはイザンの迷宮内部に複数あります。好きに燃やしてください。
毒耐性がなくともジャムに加工すれば美味しく食べられます。
・"横たわる花園"アルニナ・
アルニナと呼ばれる有毒の食獣植物。人が花園に横たわっているような疑似餌を持つその外観から"横たわる花園"とも。森林の中でも特に日当たりの悪い環境を好む。疑似餌から花園の部分まで全て匍匐茎により一つの株として繋がっている。花と擬似餌からは甘い芳香が発せられており、それで動物を誘き寄せているようだ。
今回イザンの迷宮内部に生息している様子が複数確認された。原始的な侵入者排除トラップとすることを目的として堀の底に植えられていたようだ。
魔物のように見えるが自発的に行動することはなく分類はあくまで植物のため、飛び越えれば何事もなくスルーできる。火魔法で燃やしてもいい。ただし後述の素材採取を目的とするならば毒に対する備えが必須となるだろう。
・毒性について・
最も毒性が強いのは周囲の花園部分。草丈は最大で成人男性の膝下程度。侵入者の肉体を爛れさせ、死体の骨まで溶かして養分とする。触れてすぐ死に至るようなものではないが痛みが激しい。
擬似餌部分は他の部位と比べてかなり毒性が弱い。毒抜き加工を施した植物繊維はアラニアの蔓糸と呼ばれ、華やかさや手触りには難があるものの軽く丈夫なことから一定の需要がある。採取の際は他の部位に触れて毒に汚染されないよう注意が必要。
・アルニナベリー・
アルニナの果実。紫に輝く果実は地面に転がるように実る。これは花のつく位置が高いわりに茎そのものが細く自重で倒れるため。その様子は零れ落ちた宝石にも喩えられる。大きさはさくらんぼとぶどうの間くらい。果汁滴るほど瑞々しく甘く美味であるものの、有毒なのでそのまま食べると胃に穴が開く。
研究の結果一定時間以上加熱すると無毒化する性質が発見されており、ジャムに加工すれば毒に耐性のない種族でも食べられる。果実の加工食品の販売には国の許可が必要。加工品は果皮由来の成分できらきらしている。高級品。
※毒に耐性のある種族にとっては攻撃もせず逃げもしない美味しいおやつスポット。このあたりの種族差事情から野生種を採取して個人で食することは禁止されていない。
「アルニナベリーがなってるところ初めて見た!一度生で食べてみたかったんだよね。
…… …… …… うま…… えっ?全然別物じゃん。このぷちっとしたすばらしい食感の実を……わざわざ煮て……ジャムに……?なんてもったいないことを……いや、そうまでする価値があるのは、わかるな……」
■食レポ担当【illust/102305332】
植物毒に対する耐性が高い。有毒種族が自分の毒食べて死ぬわけない理屈なので、成分的に差が大きいモンスター由来毒とかは普通に効く。(細かいことはゆるふわファンタジー処理でお願いします)
食べられる範囲が広くて嬉しいやったー感覚で有毒植物を口に入れるが、味覚は普通なので不味いと知っていたら食べない。
2022-11-08 14:04:22 +0000