「おれはもうなーんも信じちゃいませんよ」
「ほら、よく考えてみな。アンタの信じてるそれ、本当に完璧って言えるかい?」
「見ればわかるでしょう?直接ドンパチよりは懐に潜り込んで毒を撒く方が得意なんですよ」
▼人物
名前:カルス
種族:人間
性別:男
年齢:20
身長:165cm
おれ/アンタ
獣心伏魔殿夜行怪人衆「七獣士」の一人であり、反信仰として「疑念」を冠する。
初対面の者にも友好的であり一見気さくな青年だが、その実何一つ信じてはいない。
時折自分自身の感情すら疑ってしまうため急に真顔になることがある。
言葉を用い相手に考えさせることで信じるものへの疑念を湧き起こさせる。
手に持つ煙管から出る煙は頭が冴える効果があり、「考えすぎ」を誘発する。
多少体術の心得はあるものの戦闘能力はそれほど高くない。
基本的には知的生物に疑念を植え付け、自滅や組織の内部崩壊を誘う役割を担う。
また、後述の経歴より他人の世話が(好きかはともかく)得意であるため、
破綻した生活を送りそうな構成員について回っていることもあるようだ。
「アンタがちゃんと飯食うの信じられないんで。とりあえずこれ食っといてくださいな」
「……え、案外器用?これでも従者修業は真面目にやってたんでね」
▼背景
貴族に代々仕える従者の家に生まれ、
仕える一族と王家への信仰に似た忠誠心を持つよう育てられた。
しかし、あるとき「それは本当に正しいのか」という僅かな疑念が身の内に湧いてしまう。
疑念は日に日に彼の心を蝕み、ついには心の底から信じられるものが何一つ無くなってしまった。
「あー、実家ですか?……今はないですねぇ」
▼現状
七獣士の一人として潜入や裏工作を行っているが
獣心伏魔殿の者も心の底から信じているわけではなく、
いつかはここから離れることも考えている。
「誰が王に相応しいかって……そんなの考え出したら、ああほら、『疑念』が湧いて湧いて。だったら誰がなったって一緒ですしねぇ。いっそ誰もならないなんてのもアリだと思いません?」
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PFSOZ【illust/101965643】
キャプション随時更新
信念を試したり加害被害その他もろもろお気軽にどうぞ
ただ深い因縁や命にかかわるものは事前にご相談いただけると幸いです
▼お借りしました
ロゴ【illust/101967502】
獣心伏魔殿【illust/101965879】
夜行怪人衆【illust/101965859】
2022-11-04 13:07:15 +0000