飴カエデ
ブラント家開拓領【illust/102162779】にて発見された木
高濃度の魔素環境下による突然変異種
発見後別領土で苗木から育成が試みられているが
木が花を付けるまで育つのに数年かかると予想されることから現状は独占状態
花に固形化した樹液を形成し、口に含むと微かな苦味とコクのある独特な甘さがある
飴の様に固形化した樹液を舐めて味わう他、砕いて砂糖の代わりに利用することが可能
花弁が捻じれ飴上の樹液を包むように咲くので衛生的に都合が良く花が開く前に収穫され流通する
大きさは2cm~5cm程
木は高さ30~40m、直線状に育つ広葉樹
幹の太さは直径1mにもなりとても固く伐採は困難だが建材として有用
油分や水分を含むと乾きにくい性質の為薪にするには乾燥させることに苦労するが
油を染み込ませ軸受としての利用もされる
有用な花や幹に対し葉や根には利用価値が見つかっていない
花弁の根本に種子を実らせる為、動物に結晶化した樹液の花を種子毎運ばせることで
生息域を広げようとしているのではないかと予想される
2022-10-30 20:17:23 +0000