こちらはpixivファンタジア Scepter of Zeraldia【illust/101965643】参加作品です。
「貴公らの協力に感謝します。エイリル神の加護があらんことを」
「神の家たる礼拝堂から盗むとは不届き千万。歯を食いしばり悔い改めよ」
エイル=ヴェクタッレ
100歳以上(見た目は20代くらい)/男性/310㎝
私/貴公・あなた/~殿
ぱっと見は素朴な田舎っぺ。口を開くといかつい武人口調。
お坊さんなので人当りは柔らかいけど洗練されてもいない。
新病院建設のためほかの修道士たちとともに派遣された聖クロウス会所属の修道士であり白騎士。
もとは北方の巨人の一族出身だが巨人にしては小柄なため立場が弱く、そのため先の統一戦争ではゼラルディア王家に協力し他の一族とは対立した。
王家を助けた功績から名を授けられ貴族の末席にも加えられたのだが、人間の政治や権力闘争に巻き込まれたくなかったので早々に出家しつつ王家の面目も守るため白騎士となった。
見た目とキャラが一致しないとよく言われる。ただし戦闘スタイルは見た目通りの壁役である。
剣も鎧も持ってはいるが、普段は粗末な修道士の着物だけをまとって質素に生活している。
病院および修道院の建設にあたっては護衛と力仕事を担当しているが、いちおう巨人なので梁に頭を打ち付けがちでついに院長が「せっかくだし天井高くしてつくろうか」と言ってくれた。サンキューブラザー
補足【illust/103147035】
【聖クロウス修道会】
エイリル教団内における宗派のひとつで聖クロウス会とも呼ばれる。
本部であるエイリル教団から派遣され各地に病院や施療院を建設し、その地で救済を求める者の苦しみに寄り添い、清貧と労働によって神に奉仕することを旨とする修道会で、修道士たちは派遣先で必要となる各種技能や知識を備えた者も多い。
各地の修道院はその成り立ちから僧侶たちの修業や生活の場であると同時に布教の拠点ともなる。
2022-10-29 12:03:58 +0000