怒りの咆哮と銃声

アグルロール
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破滅へのカウントダウン
デイジー姫のワークスがエンジンブローするバトル

注:ダンガン4に二次エア供給システムをぶち込んでますが、あくまで二次創作でのチューンですので、実際に着けれるかは不明です。

以前、デイジー姫とワルイージのバトルの即席で話書いたヤツのピット内での(一部デイジー)会話の一部です。某走り屋漫画のパロディ、引用が多数あります(ほとんど)のでご了承下さい。↓(知識も微妙なので間違えてるところがあっても、暖かい目で見てくれればありがたいです。各キャラの喋り方も全然違う可能性の方が高いです。ご了承下さいませ。)

後から銃声の様に鳴り響く音にデイジーは苛ついていた。
「…っるさいわねぇ!後からパンパンパンパンと…うるさくってしょうがないわっ!」
その頃LUIGI GUSTERSのピット内では…
(これって…)
「ルイージ!」
ルイージが考えていたときに兄のマリオがチームのピットまで走ってきた。レース中は兄弟といえどライバルだが稀にライバルチームのドライバーやメカニックが入ってきて、長話ではないが話すこともあった。
神妙な面持ちでルイージに話しかけるマリオ。
マ「ルイージ、ワルイージのミニカダンガンのあの、やかましいバックファイア…普通じゃないな…」
ルイージも思い詰めた様な表情で口を開く。
ル「ボクもそう思ってるんだ。間違いないよ兄さん。あれはWRCのラリーカーのホモロゲであるランエボやインプ、セリカに採用されてるヤツと同じシステムだね…」
マ「ミスファイアリングシステム…!」

ル(それはスバルでの呼称だね…)
と心で呟くルイージだが話を続ける。

ル「良いところに目を付けたものだよ。キノコカップが終わったあとに、サンシャインパーツからダンガン用にアンチラグシステムを書き込んだECUとそれに対応するアフターパーツがリリースされたからね。対応ハイフローメタル製タービン、専用エキマニにメタル触媒、専用のサイレンサー着きフルマフラー。
ターボ車には最高にうってつけのシステムだ。コーナーが連続するコースでは、ターボ車は立ち上がりが泣き所。」
マ「コーナーでアクセルオフにするからエンジン回転が落ちる、排圧が低下してタービンの回転も落ちタービンが回るまで加速が鈍る。でも、あのミスファイアリングシステムは…」
ル「そのターボラグを解消してレスポンスを、高めるためのシステムだからね。アンチラグシステム…いや三菱車だからこう言うべきかな…二次エア供給システムと4WDの組み合わせは絶大だ。圧倒的な加速とトラクションを発生させる。
立ち上がりでロゼッタを寄せ付けなかった。」
マ「デイジー、勝てるかな?」
ル「………」
彼の面持ちは重く、悔しさが今にも溢れ出そうになっている。
ル「そんなこと、ボクに言わないで。答えは兄さんにだって判ってるでしょ?君のチームメイト、ここがホームコースであるピーチ姫でも…」
マ「ルイージ!それ以上言わないでくれ。悪かったよ…。ボクもう戻るわ…」
トボトボと自分のピットへと歩くマリオ。
ル(デイジー…完走するだけで良いんだ。無茶なことは考えないで…君に何かあったら…ボクは……)

おわり

レースBGM DON'T YOU(Forget About My Love)/SOPHIE ↓
https://youtu.be/j2Y_jnzudEE

#Princess Daisy#二次エア供給システム#ミスファイアリングシステム#アンチラグシステム#ミニカダンガン#アルトワークス#H36A#HA36S

2022-10-27 17:12:29 +0000