バイラス 擬人化

ウ一ノ月

太陽系外惑星・バイラス星から地球へと派遣された、バイラス星人と呼ばれる種族の1人。
バイラス星は高度な科学技術が発展しており、バイラス星人たちは自身の科学技術に対して強い自信を持っており、基本的に単独で大規模な計画を実行しようとする者が多い。
バイラス星宇宙調査エージェント7号を自称し、自身の生存に不可欠な窒素を含んだ大気を持つ地球の調査のため、人間社会に潜んで活動している。人間の姿の時は、常に口に窒素マスクを装着して生活する。
地球に来た当初はあくまで地球人の活動には関与しないつもりであったが、人類の天敵・ギャオスを野放しにしていては地球の調査に支障をきたすと考え、ギャオス退治を行う久遠(ガメラ)たちに協力することを決めた。
たくさんの偽名を持つが、久遠たちには自身を「バイラス・ボス」もしくは単に「ボス」と呼ばせており、本名は地球の言語では正確に発音できないらしい。
立体パズルのような形の翻訳機を通して会話を行うが、その声は非常に落ち着いた渋い低音である。
1人称は「私」で、「〜せよ」「〜されたし」という言い回しを好む。
IQ2500というスーパーコンピューター並みの頭脳を持ち、母星由来の技術を駆使してギャオス迎撃の司令塔として活躍する。
手足は多数の触手となっており、この触手を用いた格闘戦や、3つに分かれた花弁状の頭部を閉じて槍状に変化させて相手に突進し刺し貫く、脳から発する電気信号を増幅し電撃として相手に放つなどの戦法で戦う。
また、自身の身体を分裂・複製し、人間に擬態させて活動したり、複製した個体を取り込んで巨大化する能力も持っている。自身の子供たちから成る強大な軍勢を持つレギオンとは異なり、自身を大量に複製しての物量作戦を行うが、数の暴力という点では同じであり、敵対者にとっては十分な脅威となる。
普段は自身の宇宙船の中におり、「母なる星、バイラスの司令部に告ぐ」から始まる調査報告を行っている。

宇宙船は球状のブロックをパイプでつないだような形で、1ブロックにつき1つずつ装備されたパラボラレーザーガンやガス噴射装置にもなる着陸脚、対象を拘束あるいは宇宙船内に転送できる主力兵器「スーパーキャッチ光線」、対象に撃ち込んで操るための脳波コントロール装置を備えている。船内には音声認識型のコンピューターがあり、機体の操作や武器の使用、食事の支給まで音声で指令が可能である。しかしセキュリティ機能も設けられており、宇宙船に損害を与えるような指令は実行されない。そのため、各ブロックがダメージを受けた場合にブロックごとのパージを行いたい時や緊急飛行に移る場合には母星の司令部の許可が必要となる。

#gamera#monsters personified#バイラス

2022-10-27 10:07:58 +0000