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大本はじめ※最終章はファルメディクから距離を置いています。最終章時系列でファルメディクでの医療活動をしている描写は拾えません。ご了承ください。
◆黄衣のウィロウ(こうい-)
男性/184cm/20歳
俺、君、呼び捨て、〜さん(目上相手)
「痛かったろう、もう大丈夫だよ。」
「やぁどうもどうも！ここはひとつどうか穏便にいこうじゃないか！…だめ？」
「妹がいるんだ、不治の病で外に出れない。そいつを治すのが俺の役目さ。」
どこにでもいる善良な魂を持った普遍的な青年。
日和見な所はあるが正義感があり、困っていたり傷ついてる人間は放っておけない。
そしてどこか間が抜けている。流星山脈の麓にある小さな村出身。
不治の病に侵された妹を救うべく治癒者となり、ファルメディク治癒薬学協会【illust/101966521】へ在籍。
その知識と治癒魔法の技術精度を高めていく。
妹の病だけではなく、ファルメディクに居る者たちや集まってきた症例すらも「必ず治したい」という目標をいつしか持ち、相棒のオウクを連れて遠征として各地を歩き回りながら様々な不治の病の情報を集め、研究をしている。
治癒魔法使いだが、薬学・医学・解呪学も研究しあらゆる「病」に対抗出来るよう日々研鑽を積んでいた。
ゼラルディアの王位継承権の遺言が公表されるひと月前、
遠征先にて岩盤崩落に巻き込まれ、死亡している。
◆成り代りのウィロウ
男性/184cm/20歳(肉体情報)
俺(ボク)、君、呼び捨て、〜さん(目上相手)
「あー…ごめん、ちょっと記憶が…」
「何！？なんだよ！どこもおかしくないったら！」
「できる…出来るさ、これくらい…ボクはあのウィロウなんだ…！」
王位継承権の遺言が公表されてから数日後、ファルメディクに帰還したウィロウ。
同僚や彼の人となりを知る人には、どこか以前とは違う雰囲気に感じるかもしれない。
聞けばこの間頭を打ち、記憶が少し「飛んでいる」とのことだ。
その中身は、変幻鼬(ヘンゲンイタチ)のキナリがウィロウの屍を食し完全変幻した「成り代り」である。
元はウィロウが助けた菜食主義の臆病な変幻鼬キナリ。
変幻のための肉が食えず、中途半端にしか化ける事ができない変幻鼬の落ちこぼれであるキナリは同族から馬鹿にされ、行き場を無くして人里に降りた。
そこでもまた居場所はなく、人の子供に下手な変幻で姿を変えてコソ泥のような真似をし生きていたがあっさりと人に捕まり痛い目に遭わされていた。
それを助けた恩人であるウィロウに懐き、彼の目標を手助けすると頼み込んで共に遠征の旅に同行。
ウィロウを兄のように慕い、オウクを師匠と呼んだ。
決して長くは無い同行であったが、ウィロウの死に直面した瞬間の彼にとって
「選ぶ」には十分な時間だった。
キナリの目的はただ一つ、「ウィロウの目標をウィロウとして叶えること」だ。
あんなに善い人間が道半ばで死ぬなんて何を持ってしても阻止したかった。
彼の代わりに、彼として、彼の分までこの身を使おう。
技術や知識は食べた肉が覚えている。完璧に扱えるかどうかは別の話だが。
ウィロウに変幻をする際元の名前は捨てた。
驚いたり気を抜いたりするとたまに尻尾と耳が出る。
◆はぐれペンギンのオウク
オス/ 90cmくらい/？歳
俺様、お前、〜の旦那、姐さん
「ほいほいほいどいたどいたァ！緊急搬送のお通りだァ！」
「てめェ！弱音吐くってんなら容赦しねェからな！」
「てやんでぇ！これくらいの怪我どうって事ねェさァ！」
喋る個体のエイリウムアシスタペンギン【illust/101990739】。何故かべらんめぇ口調。
兄貴肌で怒りっぽい所もあるが基本的に世話焼きな鳥。
薬学知識に詳しい。
ウィロウとはファルメディクに入る前からの仲で、長い間連れ立って来た相棒である。
「成り代り」の件は自分が目を離したことへの負い目やキナリに対しては弟分のように接していたため責める事も出来ずに、彼の願いを尊重して「相棒のウィロウ」として接することを決める。
キナリの未熟な治癒者としての部分を補うように立ち回ったり、ウィロウとして過ごすキナリがヘマをしそうな時に腹スライディングしながらフォローしに来たりする。
現時点で妹・シプレ【illust/102338629】については何も知らない。
が、聖夏祭の夕方【illust/103582492】でその事実がすべて白日の下にさらされることになった。
(4章以降、この事実はどなたでも知っていて大丈夫です。)
(12/14追記)
◆◆
※成り代り前の彼を知っているキャラクターが、現状に感づいたりおかしいと思ったりして問題ありません。中身が元のウィロウと別人だと確信を得ていてもOKです。
何かあったかと問われたら隠そうとするし、上記のように「頭を打ったので記憶を少し忘れてるみたいだ」などと言い訳をしてきます。
※適当でいいのよ
(以下追記)
※勢力については基本ギルドに従いますが、勢力関わらず辻ヒーラーしていきます。
どこにでも誰にでも治しにきますし居ます。
1章→黄金の交易路
2章→アトラの危機
3章→豊穣の祭典/剣と魔法の大会/バラリア・レース
(ギルド指針：illust/103210065にある各救護施設でお仕事しています。どこにいてもいいのよ。)
4章→オウクはギルド指針に従いながらもキナリを探します。キナリは王都のどこかにいます。ファルメディクには戻れません。
10/29 補足追加
11/30キャプション編集済
12/14キャプション編集済
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企画元pixivファンタジア Scepter of Zeraldia【illust/101965643】
素材お借りしました【illust/101965689】
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元からやろうと思ってたネタを転がしながら事前期間の投稿を眺めてたら、
4キャラくらい設定が固まっていました。(この投稿だけで3キャラ)
後日妹もでます。→10/30 でました
2022-10-25 18:50:17 +0000