名称:テヴァッサコング
体高:5m
火山や砂漠など灼熱の環境に棲息する屈強なニワトリの怪鳥。
高温環境への適応か翼どころか全身の羽毛が退化しており、トゲトゲしい鳥肌が目立つ。更に体温調節や皮膚を守るために常に体表から分泌される体液は芳しい匂いのタレになっており、見た目と相まって非常に食欲をそそられる。しかし性格はとても攻撃的で、飛翔能力を失った翼(手羽先)が筋骨隆々な剛腕になっており、片方だけで恐怖の3m、両方合わせて翼長7mもあり、タレを纏わせた灼熱のパンチは強烈。更に数百kg~1トン以上もある握力で獲物を捻り潰したり、巨大な岩を持ち上げての投げ飛ばし、鋭い蹴爪の生えた足でのキックなど、旨そうなタレの匂いにつられてきた者達を逆にタレまみれに調理して返り討ちにする。
それでもタレが染み込んだテヴァッサコングの肉はそのまま焼くだけでも十分すぎるほどの美味しさを持っており、更に闘争心が高まれば高まるほどより多く濃厚に流れ出るタレの体液も非常に美味な高級ダレとして人気であり、危険を承知でも闘い食べる価値はある。
PFSOZ(illust/101965643)
2022-10-25 14:12:49 +0000