【シュレット家】
長年に渡り、イスリアド家に仕えていた精霊使いの貴族。
事故により断絶したと言われている。
昔、イスリアド家に仕える優秀な精霊使いだった初代当主が風の精霊リヴラ(illust/102047402)と「一族を守護する」という契約を結び、それ以来彼女が付き従うようになった。そのため、「風使いの一族」とも呼ばれている。
ただし、厳密には精霊が守護できるのは「契約者である当主とその周囲にいる者」のみであったため、たびたび家督争いが起きており、一族の人数は少ない。
一族断絶の元となる事故が起きたのは、ゼフィリア女王の国葬後である。
国葬参列後、王都から領地へ帰還する際、不幸にも一族が乗る馬車団が崖から転落。本来ならば精霊の守護により助かるはずであったが、その日は契約者である当主が他貴族に呼び止められ、王都に残っていたため守護できなかったという。
その後、当主は後悔の念により病に倒れ、ほどなくして息を引き取った。
……というのが、表向きに語られているシュレット家断絶のあらすじである。
実際はイスリアド家の権力争いによる陰謀だったとも、他勢力の介入による暗殺だったとも言われている。
何故、数台の馬車が一斉に崖から転落したのか?
当主を呼び止めたのは誰だったのか?
当主は本当に病で死んだのか?
真相は謎のままである。
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リヴラ(illust/102047402)が守護していた家系です。本当はデオチ家とかシンドルヤン家とかにしようと思ったけど暗殺者に失礼だと思って自重しました
2枚目は当主ロンダー・シュレットとその妻、娘の肖像画です(一族はこの他にも数名いますが、おそらく使わないので見た目や名前の設定はしません)
「イスリアド家の13人」という面白そうなタグ提案があったので、参加のためにちゃんと設定を作りました。
故人というか断絶した家系なので、もし問題がありましたらタグ外します!!
Q.リヴラは真相を知っているのでは?
A.知っているかもしれませんが、今が幸せなので語ろうとしません(というか中の人が決めていないので語れません)
Q.リヴラの自作自演ですか?
A.違います。「意図的に危機を見逃した」可能性はありますが、リヴラ自身が契約者を殺害することはありません。
Q.私が殺しました!ってことにしてもいい?
A.ご自由にどうぞ! ただし、同時に複数の暗殺者や陰謀が出た場合でも、中の人が「これが真実!」と決めることはありません。(可能な限り全部史実として扱おうと思っています)
カオスになってもご了承ください。
Q.生前のシュレット家と関係性のあるキャラが作りたい
A.大歓迎です! ただし、「一族の生き残り」という設定だけはご遠慮ください。
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もし問題点、質問等ありましたらコメント等にてご一報ください。
企画元 pixivファンタジアSOZ【illust/101965643】
2022-10-25 10:09:14 +0000