「馬を愛でるのは当然ですわ。――私、貴族ですもの」
「天、晴れ晴れたること蒼海の如し。これはもう競馬するしかありませんわ~~~~!」
「よぉしそこ、そこですわ! まくってくださいな! 先頭は貴方のものですわよ!」
「あははっ、またスっちゃいましたわ~! いい子ばかりで、今日もいい一日ですわねぇ」
「……まぁ可愛いぼうや。ふふ、海神の懐で一夜の航海はいかが?」
■名前:エノシガ
■役職:海洋辺境伯(貴族)、フリークスダービー主催【illust/102103412】
■通称:エノシガ伯、“海駆(うみがり)”
■身体的特徴:種族・神霊 / 身長180cm / 女性 / 外見年齢20代後半
■一人称:私(わたくし) / 二人称:貴方
■口調:「~ですわ」口調。基本的に礼儀正しいが、くだけた言い回しも多い
■性格
鷹揚にして放埓、俗世に染まりきった享楽家。
温情と度量のある懐が広い人物だが、雑で適当な振る舞いが多い。
その反面、自然発生した神霊のため本質的に人間の情緒に疎いところがある。
特に血縁の絆やしがらみを知識の上でしか理解できておらず、貴族でありながら婚姻・縁戚を重視しない。これは当人が親を持たず、肉体的に子を得ることのない霊的種族であることも理由の一つ。
……そのせいか広く浅く付き合う恋愛観を持ち、性別年齢種族を問わず囲い込むクセがある。
■経歴
外海で生まれた、海と馬を司る女神。
元々は自然の具象として、領海の守護や来訪者への試練を課す天意の権化だった。
だが初代ゼラルディア王の頃に征伐され、辺境伯という形で貴族に吸収された。
以来、防衛線を担うかたわら貿易の管理・警護、海洋災害の警告などで貢献してきた。
■現在
……が、王国の長きに渡る平和と繁栄によってすっかり牙を抜かれた。
現在は領海を離れ、国内で悠々自適に放蕩貴族ライフを満喫している。
趣味は、自分が主催する競馬「フリークスダービー」の運営。
運営側として様々な組織・個人との接点を持つが、ひとたび出走が始まると馬券片手に一喜一憂する姿が見られるとか。
■目標
女王の死去を悼むものの、その後の王位継承問題に関しては距離を置いている。
イスリアド家を推す立場にはあるものの、率先して組織的に力を貸す様子は見られない。
むしろ競馬という娯楽により、国全体を活気づかせたいと思っている。
その一環として、かつては競技の一部門として行っていた馬上槍試合の復活も検討しているとか。
■イスリアド家の13人【illust/102189581】(10/31追加)
「まつろわぬ神」を出自とする外様の貴族だが、長年国営に貢献した功績で13人に数えられる。
それは「野心のない放蕩な有力者」を外様の代表格に置く事で、その他の外様貴族を抑える意図もあった。
だがそれはエノシガ自身の目論見でもあり、彼女の望み「貴族間の決裂・武力衝突の回避」を期している。
エノシガは自らの野心で動かない。しかし「誰かが野心で貴族のバランスを壊す事」ことを許さない。
普段は貴族たちをなだめるが、13人同士で争おうものなら横合いから攻撃する事も辞さない。
無欲な調停者、それがエノシガの立場である。だがそれは権力を求める者たちに疎まる事を意味している。
女王の死去と王位継承戦という有事に合わせ、彼女の失脚・討伐を目論む者も少なくない。
■備考
・既知関係はご自由にどうぞ。恋愛・友人関係などはご一報いただけると助かります
・質問などがありましたら、コメントかTwitter【twitter/kidou_O】にお願いします。メッセージですと返信が遅れる場合があります
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素材をお借りしました【illust/101966179】
参加企画:pixivファンタジア Scepter of Zeraldia【illust/101965643】
開催おめでとうございます。今年も参加させていただければと思います
2022-10-20 21:10:14 +0000