<最終章行動方針>
兆しの彗星【illust/103593725】の落とす願い星を拾い食いするため、フロイラインを連れて炎上する王都を駆け回っています。人の拾ったものを奪うようなことはしませんが、くれないかは聞いたりします。自分で使うのであれば使い方を教えます。
アルルーク本人は彗星に夢中であまり乗り気ではありませんが、怪我人を見つけた場合フロイラインが声を掛け、治療メインに救護活動を行います。手術道具・麻酔、治癒効果のある体液のストックを所持しているため、簡単な縫合・手術等の医療行為ができます。
エンカウント・モブ・背景等ご自由にどうぞ!
「可愛いだろこいつら?そうなるよう作ったからな!」
・キセキ探しのアルルーク
種族:(宿主は)人間
性別:宿主/男 本体/両性 身長:172cm(触角含まず)
(身体)年齢:22歳
一人称:オレ 二人称:アンタ、お前、呼び捨て
好きなもの:魔道具開発・研究、実験・改造(生物含む)、鉱石、強い願いを持つ存在
嫌いなもの:乾燥、殺虫剤、触角を掴まれること
数年前にふらりと現れ、契約社員になった魔道具職人。天才といえば聞こえがいい、ギリギリのラインを攻めるトラブルメーカー。素直だが無害では無い。共感力や倫理観が欠けており、悪意無く人の神経を逆撫ですることが多々ある。
人間性は壊滅的だが、長年個人で製作を続けていただけあって魔道具開発の腕は本物。彼にお任せで魔道具を作らせると錬金術を交えた独自の技術により質の高い魔道具を作り出すが、製作図も無しにその場のノリと勢いで作り上げ、彼すら二度は作れない一点ものとなることがある。
生き物の精神に作用する魔術(洗脳、幻覚等)を得意とする魔術師ではあるものの、健康な人間や自我の強い生き物には効きが悪く対人戦闘は苦手。そう言った場面ではもっぱら魔物や自分の作成したキメラを操るか、フロイラインの召喚術で対応する。
その本性は生き物やその死体を乗っ取る寄生虫。宿主を取っ替え引っ替えし、様々な知識と技術を蓄えながら数百年生きてきた。石が主食であり、魔鉱石や宝石が好物。分泌する粘液は治癒効果を持つ。
宿主の身体が千切れようと真っ二つになろうと、本体にダメージがなければ無事。縫い合わせて繋がるまで少し待てばどんな傷でも元に戻る。痛覚も本体へのダメージや呪い等でなければ感じない。
いつも商品兼非常食としてボネッカ【illust/79059488】を連れている。
フロイライン以外は名無しであり、会社で自分のみならず他の社員の手伝いをさせていることも。あくまで商品であるためあまり無理なお願いや手伝いはできないが、買い取ってくれるなら好きに扱ってヨシ!の方針。壊したら弁償。
ボネッカだけは販売まで自分で担当することが多く、商社を通さない個人的な販売も行っている。
「ここに決めた理由?前科問わないって書いてあったから!あとは社長さんの作る魔道具に興味があってな」
「オレだってクビは流石に困るワケよ。まあ首斬られたくらいじゃ死なねえけどな!ハハ!」
「あ!?い、いや確かに今の発言はまずかったな!?悪かったって!謝るから落ち着けって!!」
「オレも流石にわかってんのよ、好奇心と欲望で行動したらドヤされるのは。頭ではちゃんと分かってんの。でもオレってば本能に忠実な虫だからさ…やっぱ抑えきれねーの…だから触角掴むのはやめてくれ頼むマジであと駆虫薬と殺虫剤も困る本当にお願い」
【取り扱い商品】
・ボネッカ【illust/79059488】(※投稿者からの許可取得済み)
・超ハイポーション【illust/102200245】
・スペランツァリア社印のボンボンショコラ【illust/102676836】
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「小さくありません、ボネッカにしては大きいのです。フロイは特別製ですので」
・グネーディゲス・フロイライン
種族:ボネッカ
性別:不明 身長:18cm
年齢:1桁
一人称:僕、フロイ 二人称:貴方様、皆様、◯◯様/(主人に対し)旦那様
好きなもの:主人、主人の役に立つこと、仕事、スペ社
嫌いなもの:他のボネッカと一緒くたにされること
アルルークに付き従うコウモリ型のボネッカ。材料がたくさん詰め込まれているため、通常のボネッカに比べて大きい。
真面目で従順、無邪気で無垢な他のボネッカよりやや冷淡な印象を与える。感情の起伏は少なめだが、凡庸扱いされるのは気に食わない。
自身の材料になったものを触媒とし共鳴を行い、深淵から魔物を呼び寄せる特殊な召喚術を扱うことができる。魔力の消費が激しいが、魔道具の補助を得ながらであれば十分な戦闘が可能。普段は魔道具開発の助手を行なっているが、アルルークに余裕がある時や人手が足りない時は警備保安員の補助に回ることもある。
「グネーディゲス・フロイラインです。長いのでフロイとでもお呼び下さい」
「流石です旦那様」
「旦那様が行ってこいとおっしゃったので。お手伝いしますね」
「奈落の底、世界の果て、どこにでもありどこにもない深淵に潜むものの正体を知っていますか?僕は知りません。つまり、……何が起きるかは保障できませんよ」
*
この世界ではまだギリギリ前科持ちじゃない怪しい人with可愛くて小さな魔法生命体達です。
スペランツァリア魔道具商社【novel/18552563】にお邪魔しています!社長にも専務にもタメ口聞きます。
既知関係・エンカ・モブ等ご自由にどうぞ。ボネッカが買われるととても喜びます。
何かありましたらメッセージやDMにてご連絡下さい。
お借りした素敵な素材様:【illust/101966120】
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魔術師アルルークはその死に際に、まだやり残したことがあると、生きてそれを叶えたいと強く願った。想いは呪いとなり、彼の亡骸に残留し、その中に潜り込んだ虫へと感染した。
もしもそれが人へと渡っていたのなら、人格を塗り替え身体を奪い、擬似的な不死を彼にもたらしただろう。虫はその知識と思考を受け継げど、心だけは取りこぼした。そうして出来上がったのは、本物には程遠いなにかだった。
それは、理由を置き去り独り歩きをする呪いそのもの。呪いになるほどの強い想いを抱いた動機を理解できないまま、キセキ探しは彼の遺した願いを叶えるべく、彗星の軌跡を追い続ける。
2022-10-20 18:18:33 +0000