「プェアバツバツアアブチアバツアアブアブニチチッアアアアノノノノアブツアアアブツアルシシシァアアアアアアアアアッッッッアアアニブニブニブニブ(音割れゼラルディア王国国歌)」
ザリア軍の傷薬や携帯食料として長年愛用されてきた野菜の改良種。元々マンドレイク系の野菜を品種改良により叫び声を無害化したものだったが、とある野菜マニアの兵士がノリに任せて他の野菜と掛け合わせみた結果、グレてこの野菜が爆誕し(てしまっ)た。
見た目はキレた形相のマンドレイクで、グレた反動から叫び声は通常種より数段凄まじい。小、中型モンスターに投げ込めばクソ爆音で気絶させる事が出来るだとか。稀にメチャクチャ虹色に光る。ペカーッ!
原種同様本体と葉っぱは食料として、蕾と花は傷薬として利用価値が高い。一部の兵士の間で、きれぼしマンドレイクや味噌スープの具として親しまれている。
「おい誰だ、こんな奴を作った奴はァアァ…」
ーさすらいのザリア軍騎士ー
「ぼ、僕だってうわァァァアァ!!」
ー野菜好きなザリア軍兵士ー
「おい皆んな見てくれ、意外と味噌スープがイケるぞ!モグモグ」
ー新米のザリア軍コックー
2022-10-16 10:42:59 +0000