「さぁ!お前の声をきかせてくれないか?」
こちらの素敵な企画illust/65012095に参加させていただいてます!
◆サーヴァント・アムドゥスキアス
◆クラス・キャスター
◆性別・♂
◆身長・192cm
◆体重・83kg
◆属性・中立・悪
◆クラススキル・陣地作成・道具製作
ソロモン72柱の魔神の1柱で、29の軍団を率いる序列67番の地獄の公爵。
この度はユニコーンの頭で人の形に似た姿で召喚された。
目的は自分の好みの声のマスターを見つけること。ここに来れば探せると聞いていたが、そんな思いとは裏腹に普通に召喚された。
声フェチ
性格は穏やかなほう。でも好きな話にはふんすふんすと元気に話すよ!
自分は指揮者。でも大抵のものは奏でられる!唄えるよ!小さな使い魔🐴とひっそりミニコン開いてる。観客はいてもいなくてもどうでもよい。
まあマスターさんが聞いてくれたらそれはそれで嬉しいなぁ。
指は蹄のようなのが先っぽについてる感じですが、場合によっては人の指にもできます。ピアノとか弾けないからね。その辺は器用です。
◆
喚んだの神父なんだが???
マスターのシィアンさん!【illust/101888622】
なんだお前は。
不意に強い力で引っ張られたような感覚。喚ばれてしまったのだ。
ばちばちと光が、もわもわと煙が。そのどちらもが消えるまでのほんの一時の間にふつふつと沸いた苛立ち。
本当なら理想の声を探すはずだった。
ここ、カルデアに来れば理想のマスターを選べると聞いたのに。
まあ…百歩ゆずって仕方ないとしよう。
ならば名乗らねば。
互いの姿が見えたであろうことを確認して、コホンと咳払い。それから姿勢を正す。挨拶も演奏も入りが大切だからな。
「俺はアムドゥスキアス。ソロモン72柱の魔じ………」
驚いた叫び声と共に、いきなり十字架をぶつけられたのがマスターとの出会いだった。
そんなこんなで俺を召喚したのは、神父で、もちろん悪魔は嫌いで、そしてさらに動物も苦手ときたもんだ。
「おい」
別に仲良くしようとかそんなことは毛頭ない。ただ、声の判定をしてやろうかと思い、話しかけたがこの調子である。
じろりと睨まれ、十字架をさっと構えるシィアン。時たま聞ける罵倒のような刺のある声は嫌いではないとちょっぴり思っただけだ。
近くにいても用も何もなかろうし、姿を見てぎゃーぎゃー騒がれるのは面倒なので、カルデア内ではマスターとは別に行動していた。が、ふとマスターの部屋の前を通ったときに声が聞こえた。
……讃美歌?
悪魔だから効果は抜群だ!というほどでもないのだが、やはり不快ではる。あるのだ。あるはずだった……
ぴくり、ぴくり、耳が動く。
ああ、びりびりく…る、けど、これ、これは……ちょっと待て待て。
(すっっげえ良い声じゃないか???)
ぞわぞわと身体が変な感じがする。そりゃまあ俺も悪魔ですから。聖にそれほど強いわけではありませんよ。
でもこれは別だ。
扉に張り付くようにその場を動けなかった。ペタリと耳をくっつけて、じっくり聴く。ただ、名残惜しいがもうおしまいのようだ。歌声が途切れたタイミングでドアを開く。
悲鳴をあげられるだろう。振り払われるだろう。逆ギレして、なんならそのまま聖水ぶっかけられるかもしれない。それでもだ。
ドアを勢いよく開いたことに驚くマスター。
こつこつと詰め寄り、手を取る。
「シィアン、もっと声を聴かせるがいい」
◆
契約以外の関係組んでくださる人もいましたらぜひに。
何か問題等がありましたら教えてくださると助かります。
20221108
2022-10-12 15:12:38 +0000