「星の国にもそりゃいいものはたくさんあるけれどね、他国のものはやはり新鮮で見て回るのが楽しいよ。
君、次の休日はいつ?よかったら俺と一緒に街を見て回らない?」
「ああ、ラーラに触るときは注意してくれ。少々気難しいところがあるお嬢さんでね、機嫌を損ねるとひどく暴れるので手がかかる。かわいいだろ?……甘やかしすぎ?とんでもない!」
✧ディートリヒ・グロースクロイツ
32歳 / 男性 / 178cm
種族:吸血鬼
一人称:俺、私を使い分ける 二人称:あなた、君など
✧芸術・骨董品商を営むグロースクロイツ家、その若き当主。身体能力・魔力ともに優れた夜の血族で、蝶にその身を変えることが可能。
身に纏うヴェールを自分の手で完成させることでようやく一人前と認められるため、グロースクロイツの名を持つものは総じて手先が器用である。
代々美術品や織物をメインに扱うが、ディートリヒは新しいものでも古いものでも「良い」と感じたものを収集するのが好みで、品揃えは多種多様である。芸術方面での発展を強く望んでおり、必要であれば国内外・人種や性別を問わず資金援助を惜しまない。
勤勉で冷静沈着、一見近寄りがたい空気をまとっているが実際は面倒見がよくおおらかな男。知らない人とおしゃべりするのとか結構好き。好奇心旺盛で、好きなものや未知のものに相対したとき特に多弁になるタイプ。
貿易商として他国へ赴く日もあるし、名前や身分を偽って露天商を装っている日も。グロースクロイツ家の名に恥じない手先の器用さで、特にレース編みのものを作成するのが得意。
好きな動物は猫で、飼い猫のラーラを溺愛している。
✧ラーラ
家に来て2年目 / メス / まだまだ育ち盛り
大変に甘やかされているため、ワガママで気まぐれ。好きなオモチャは紐、爪切りが嫌い。
「君、爪を切るという行為だけでどうしてこんなに嫌がるんだい?ほら、おやつがあるよ、頑張ってごらん……?」
✧グロースクロイツ家
星の国に代々居を構える吸血鬼の一族の中でも、星や月の光を糸の形に固め紡ぎ、さらにそれをヴェールとして織り上げ身に纏うことで擬似的に日光という弱点を克服した一族。総じて手先が器用で、刺繍や裁縫が好き。
・吸血を他人に強いることがあってはならない(血液は購入して摂取している)
・黒という色は神聖な夜の色であるため、結婚前に身に纏うことは厳禁
・生涯を共にすると誓った伴侶の婚礼衣装は全て自分たちの手で作成し、その色は黒に限定される
という3つの特徴がある。
✧素敵なご縁を頂きました。(10/22)
もう森の魔女ではない貴女:クローディアさん(illust/101696770)
「さて、森を出た今君はもう魔女ではなくてひとりのクローディアなわけだけど…好きに生きるにも今の世界に慣れるための時間は必要だ。とりあえずの生活は俺が保証しよう。俺と一緒にいることは強制しないし、恩を押し付けることもしない。」
「一緒にいたいと君がそう思える日が来たら、俺の手を取ってくれ。待っているから。」
黎明航路(illust/100438853)よろしくお願いします。
2022-10-11 12:05:28 +0000