世代交代企画 黎明航路 illust/100438853 に参加させていただきます。
◆名前:リリエル=ラクリ
◆性別:女性 年齢:20才 所属:灰の国
或る小さな入江に建つ屋敷に住む〈アジノス・ラクリ〉の娘。
一族の性質そのままに好奇心が強く、なにごとにも興味津々。
叶うことなら、自分の目で、身体で、世界を旅し、
新しいものと触れ合いたいと願っているが、身に宿した呪いの影響でそれは叶わず、
新聞や書籍、たまに巡り合う旅人から伝え聞く話を一番の楽しみに日々を過ごしている。
少しの魔力を有し、自らの血で怪我人の回復力を高めることができる。
〈アジノス・ラクリ〉
好奇心旺盛でおねだり上手な一族。
もとは穏やかな気候の海に棲んでいたらしい。
遠い昔に強い魔女の怒りを買いその身に呪いを受けた。
呪いにより、住処から一定以上離れるとたちまち皮膚が爛れ、喉が詰まり、ひどい痛みに苛まれる。
唯一、真実の愛の口づけを交わすと健康なまま遠出ができるようになるが、数日のうちに息を引き取る。
その亡骸を燃やせば、灰の中からは生涯そそがれた愛に見合った宝石が見つかるという。
◆婚姻 (10/22…素敵なご縁をいただきました)
森の国 / blooming01:ニヴァリスさん、改め、テュケさん illust/101810184
屋敷に迷い込んだ、小さな体に元気いっぱいの妖精さん。
旅を諦めた私のことを、私以上に悔しがってくれたひと。
与えられたのは、たくさんの土産話と勇気。
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その身を削って願いごとを叶えることができるという。
それを知った相手に願いを問うのはきっと残酷なことだって、テュケは気づいているかしら、と思うけれどきっと詮無いこと。
彼にとってはとても自然なことで、でもって、そうね、きっと私にとっても自然なことだわ。
だから上手に叶えてね。
「あのね、私──」
灰の国のとある入江に人魚の棲む屋敷があるという。
静かで寒々としていたはずのそこに、小さな花園が生まれるのはそう遠くない話。
扉を開けば緑が薫り、笑うように囁きあう誰かたちの声が聞こえるという。
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たまたま巡り合っただけ。
たくさん愛を届けてくれたひと。
でもね、だからね、一番のおねだりをさせて。
「このまま、何年だって何百年だって
ここで、面白おかしく過ごすことはできるわ。
きっとそれもとても素敵ね。
だって貴方が作ってくれた森と
なによりあなた自身がいるのだもの」
でも、
「でもね、やっぱりダメなの。
ね、私の王子様。どうぞここから連れ出して。
これまでで一番の花を贈ってちょうだい」
願わくばこの旅路が終わった後も、
長く遠く高く、その名が空を舞い、多くのひとに呼ばれますように。
「まぁ、私があなたの名付け親になるのね!
そうね……じゃあ、テュケ…そう、テュケだわ。
はじめまして、お誕生日おめでとう。テュケ」
(小さくて大きな"私の幸運")
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その際はお手数ですが、再送していただけますと幸いです。
お相手様の所属や性別に特にこだわりはありません。
なお、極力毎期参加したいと考えておりますが、オフの状況次第では期をまたいでの投稿となる場合があります。
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どうぞよろしくお願いいたします。
2022-10-02 13:48:56 +0000