第4世代戦車とは何か?
制空戦闘機から戦闘攻撃機への進化と同様に、戦車もマルチロール化でしょう。
戦車に対空自走砲と自走重迫撃砲の機能を持たせて、ドローン、攻撃ヘリ、ジャベリンを撃ってくる歩兵を撃破することができないと、2022年の戦場では役立たずのようです。
直射弾道専用だった120mm滑腔砲から、VT信管対空砲弾、対空時限信管弾砲弾、120mm重迫撃砲弾を撃てるように進化する必要に迫られていると思います。
もちろん、AH-64D/Eロングボウアパッチに搭載しているレーダーの空対空モードを追加装備するなど、対ドローン、対ヘリ用FCSの性能向上が必須です。
さらに、1回の戦闘で120mm迫撃砲弾をたくさん撃てるように、砲弾の搭載量を増やす必要があります。
そのため、車体のエンジンルームと砲塔ターレットの間に砲弾庫を増設し、車体側の砲弾庫から砲塔後部の砲弾庫へ砲弾を自動補給する機構が必要になるでしょう。
ドイツの新型戦車が130mm砲を搭載して砲弾搭載数が20発に減るのは、2022年の実戦で見直しが必要になると思います。
2022-10-02 08:18:13 +0000