真夜中を駆け抜けた先に

ヘリオス

スーパー戦隊シリーズ30周年記念作となったボウケンジャーは、宝探しという破天荒なテーマを掲げながらフォーマットや性格設定はオーソドックスな戦隊のそれになっているののが面白い。というか、世界観やテーマだけは毎回毎回風変りなものでないとシリーズが続かないので半ば必然的ではあるのだが。

ここで紹介するボウケンブラック・伊能真墨は、実力者のレッドをライバル視しているというキャラクター。ある意味では未熟者ともとれる人物像から、ミドレンジャーとブラックコンドルを折衷したものと受け取ることもできる。また、ボウケンジャーは真墨の成長物語との側面もあり、因縁の相手となる闇のヤイバとのやり取りから彼の成長が窺える。特に最終決戦、ヤイバとの一騎討ちは印象に残っている。

そういえば最近の作品だと、レッド以外の初期メンバーに因縁の敵がいるケースはあまり見なくなった印象があるけど制作陣に何かあったのだろうか?思い起こしたらキョウリュウブラックとアイガロン以来見かけない気がするのだが・・・
※これを投稿したときの現行作であるドンブラザーズのオニシスターとソノザ、イヌブラザーとソノニは辛うじて該当するが、ボウケンブラックとヤイバのような殺伐としたものではない。

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2022-09-19 05:43:02 +0000