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[概要]
ザイカは、ザイク(父親)の息子。
ブラック・レコードの第2部が始まる少し前に生まれた。年齢は、約2~3歳。
年齢は約2~3歳だが、知能は人間の10~12歳。
父親の遺伝子情報を元に作られたクローンで、容姿(種族)は父親と完璧に同じだが、何故か性格は真逆。
六つの白い目。光沢のある真っ黒い皮膚。デカい頭。印象的な異常に大きい口と歯。異様に伸びた爪。
全体的に化け物のような不気味な容姿をしている。(元々、ザトウムシに近い何かであったため)
[性格]
臆病者で寂しがり屋で、少しでも辛いことがあると泣き出してしまう。
何かに対して怯えているのか、ガクガク震えていることがある。
物陰が好きで、いつも隠れている。
体育座りでしょんぼりしていることが多い。(´._.`)シュン
嫌なことがあると、すぐに拗ねてしまう。
父親と同じくチョコレート好き。
特にチョコレートケーキとホットココアが好き。
凶暴で好戦的な性格の父親に反して、基本的に落ち着いた性格で礼儀正しい。
[戦闘能力]
使用する武器は、リボルバー拳銃(名称不明・シングルアクション)。
父親同様、視力はあまり良くなく、目の構造上、銃火器の照準は得意ではない。
しかし、上手く慣れたことで、達人の域に達しており、数十メートル先の移動する目標を正確に撃ち抜けるようになった。(本人曰く、コツを掴んだ)
腰撃ちで高速連射して対象を蜂の巣にすることも可能。
基本的にスピードリローダーを使用するが、それ無しでも高速リロードが可能。
他に使用する武器として、自作の手榴弾がある。
強力な爆発を引き起こすだけでなく、破片を撒き散らす。
殺傷半径10~15m。
手榴弾の扱いもプロ。
複数投げた手榴弾をリボルバー拳銃で撃ち抜き、空中で起爆させるといった芸当も可能。
基本的に臆病な性格とは言ったものの、戦闘の際は何故か急に冷静になり、優れた判断力を発揮する。
ザイク(父親)からは、「力の追求こそ、この宇宙の真理だ。生きている限りは、あるゆる面において強くなり続けなければならない」、「平和主義のくだらん臆病クソカス共みたいにはなるなよ」、「強い者には生命を支配し喰らう権利がある」、「知と肉を極め、この星にいる全ての生命体の支配者として君臨し、立ちはだかる敵を皆殺しにし、その命を喰らい尽くすのだ」、「だが、この宇宙で自分の道を選ぶのはお前自身だ。お前自身で答えを見つけろ」と教わったため、彼なりに強くなろうとしているのかもしれない。
[その他・補足]
父親に口で咥えてもらうことがある。
人間がおんぶするのと同じである。
頭部はキチン質の装甲で覆われており、至近距離からの銃撃に耐えられる。
皮膚も同様に頑丈で、銃撃に耐える。
高い再生能力があり、腕が切断されても数日程度で綺麗に生えてくる。
遺伝子分析の結果、元々は地球で言うザトウムシに近いナニカから進化した生物であることが判明している。(そのため、人型をしたデカい虫、と言えなくもないらしい)
ザトウムシに近いナニカがベースであるため、その生体構造や細胞構造は、ザトウムシのそれに近いものを有しているが、哺乳類に近いような未知の生体構造(臓器・神経系)も確認されている。(ザトウムシとは言ったものの、地球のザトウムシとは完全に異なる種であり、我々の知るザトウムシではないかもしれない...)
口の中の後ろの横左右にそれぞれ2つずつ、合計4つの呼吸器官(気門)を有している。
開放血管系の構造を有している。
筋肉繊維は極めて細かく密度が高く、極めて高度な筋組織を持ち、高い運動能力を有する。(本気を出せば、100m7~8秒)
瞬発力に優れており、打撃又はキチン質の強力な爪による斬撃による近距離必殺の一撃離脱戦法を得意とする。
彼らの種族が頻繁に雄叫びを上げるのは、威嚇の目的だけでなく、生体メカニズム(主に呼吸)の調整を行うためであるという仮説が有力視されている。
指の間には、気門の名残があるが、現在は退化して機能停止している。
脳の神経構造を解析した結果、哺乳類に近いことが判明したが、構造や配置に部分的な相違が確認される。
神経細胞の数は、現生人類を大きく上回る。このことから、現生人類を遥かに凌駕する知能指数に到達することが可能と推測される。
高い知能を有するが、思考(感覚)形態は現生人種とは異なる。ただし、何故か情緒的な面は現生人類に近い。
極めて高度な体性感覚神経回路を有し、微細な風や音波を体全体で感知可能。これにより、低い視力を補っていると推測され、また極めて高度な運動能力に活用している。さらに、哺乳類のような聴覚構造は存在しないが、体全体が聴覚の代わりとして機能する。(以上のことから、上半身裸でいることが多い)
痛覚神経は殆どなく、痛みは全くと言って良いほど感じない(痛みという概念が無い)。とはいえ、肉体の損傷や欠損時に喪失感に近いものは感じるらしく、それが痛覚の代用として機能すると推測される。
骨格構造は現生人類に近いが相違があり、例えば脊髄や肋骨は無い。関節はある。
哺乳類のような声帯を有するが、構造上の特性から濁った発音になる。
人為的な遺伝子操作の痕跡が確認される。
解析したのは、CLSの国家生物医学研究所(National Biomedical Institute)である。
CLS-NBIの見解によると、我々の知る生物学の範疇には収まるが、まだ不明な点が多い、とのこと。
完全成長個体は、最大で身長210cm近くなる。
完全成長個体の知能と戦闘能力は極めて高く、その一発一発の殴打は、交通事故に例えられる。
一発殴られただけで、普通の人間は瀕死の重症を負うか、最悪即死する。
肉弾戦最強、ガチガチの戦闘タイプなのだ。(大型二足歩行戦車という鉄の塊相手に素手で勝ってしまうほどである)
明るい光が苦手で、基本的に夜行性。
しかし、その気になれば昼間でも活動可能。(ただし、コンタクトレンズ型のサングラスを装着する必要がある)
瞼が無いので、目を閉じたり瞬きすることは出来ない。目の表面はレンズ状の構造体により保護されており、塵等から守られている。
睡眠は、脳の活動を停止して寝る。
瞼が無いので、睡眠する際は、暗闇に移動するか目を布等で覆い、光の刺激を無くす必要がある。
食性は、基本的に肉食。
動物性蛋白質が必要で、少しでも摂取を怠ると栄養失調になってしまう。
丈夫な口(歯)を持っており、骨ごと噛み砕いて食べられる。
生肉や生魚を食べる。
父親のザイクは、人間を食べていたが、息子のザイカは人間は食べず、イノシシやシカを食べている。(ザイカ曰く、人間とお友達になりたいとのこと)
人間とお友達になりたかったが、話しかけてみたところ、逃げられたり、銃撃されたりしてしまった。さらに集団リンチ
人間は優しくてお友達になれると思ったが、そんなことはなかったので、がっかりした。本人は悪いことをしたつもりはないが、ただ見た目が怖いだけである。(まあ仕方がない)
[作者からのコメント]
ザイカ、可愛いっすよね。(´・ᴗ・` )
2022-09-17 03:37:09 +0000