ニジカ「ユッコ、行かないで・・・、ずっと側にいて、お願い・・・」
ユウコ「俺はもう、ニジカをまた傷付かせてしまう。壊れてくお前をもう、見たくねぇんだ!」
ニジカ「やだ!俺はもう壊れねぇ!だからお願い!側にいて、俺だけを見てくれ!俺だけを愛して!お願いだ!(大泣き)」
ニジカ「・・・・・・・、あ、分かった、分かっちゃった。ウフフフフフフ!また違う女に、男にも行っちゃうんだったら、俺、いらねぇんだろ?」
ユウコ「!!?」
ニジカ「誰にもユッコを渡さねぇ。誰にもユッコを愛しさせない。俺だけのもの。俺だけのユッコ。俺だけの清音ユウコ。俺、いや私だけのユウコ様。ウフフフ、逃がさない。私のものですわ!おほ、おほほほほほほほほほほほ!あはははははははは!」
ユウコ「ニジカが闇に染まっちゃっただと!?で、でも、・・・・、なんてことだ!俺の求めてた美しさが、哀しみが、儚さが、切なさが、全てが俺の求めてた物。ああなんて美しい!!ニジカ!俺もお前を愛し続けるよ!黒く禍々しい美しさ!おお素晴らしいよ!!」
美しき悪魔になったニジカは、もう一度ニジカを心から愛したいユウコを、闇の彼方へと連れて行くことを決めた。
左から、切なく悲しむ天使な清音ユウコ。右は美しき悪魔になった花音ニジカ。
2022-09-11 03:10:41 +0000