◆ーミルフォリアの祝福(illust/100314341)
◆ー10/31 メッセージお送りしてます。不着の際はご一報お願いします。
◆ーラピスラリィ・ガーデナー
19歳/164cm/F/一人称:ラピ 二人称:あなた、ご主人様
◆ー黄の祝福:10pt
◆-天真爛漫で明るいガーデナー本家の三女。独特のオノマトペを使う。
◆ーガーデナー
執事やメイドを多く輩出している名門一族。幼少期から家事や雑事などの基礎的な能力を始め、主人の色んな拝命に対応できるよう暗殺術などの表立って言えないような技術も教え込まれている。
また本家に血が近ければ近い程生粋の犬獣人になっており、ガーデナーとしての価値も高い。
というのも主人となったものに対して狂信的なまでの忠誠心を抱くため裏切ることが本能的にできないのである。身の回りのお世話もしてくれる懐刀のように扱うのがベスト。
主従の結び方は簡単。気に入ったのをガーデナーから買って、うなじを噛んであげるだけ。
またガーデナーの古い習慣として主人の手元の宝石の一つであるようにと、名前に宝石を冠することがある。
◆-素敵なご縁を頂きました!
バーソロミュー・エルドリッジさん(illust/101418377)
そこで出会ったのはいでたちの良く高尚な雰囲気を纏った少年。そんなお姿をひと目見てメイドとしての性がどうしても疼いてしまいました。
「ラピ、ガーデナー家のラピスラリィです!あの〜……メイドとか、お探しでは……ないですか?」
返ってきたのは予想通り尊大な口ぶり。
その時、背中に埃がついていらっしゃるのを見つけると思わず手がそれ払ってしまいました。うっかりうっかり。やっぱり生まれながらにメイドとして育てられた癖は抜けきれないみたいです。
ある日、バーソロミュー様がご自身の過去をお話してくださいました。やはりご自身でもなかなか素直になれないご性分に悩まれているようです。そのお背中はどこか小さく、寂しそうに見えて。これはガーデナーの忠誠心なのか、ラピ自身の気持ちなのか。どうしてもこのお方が放って置けませんでした。やっぱりこのお方に仕えたい!より強く思った時には主人を見つけた時の高揚でしょうか、この素直な尻尾を痛いくらいに振っていました。
「うふふ、ラピはバーソロミュー様ほどお優しい方に出会ったことがありません。従い仕えたいと思うのは当然ですよ。ささっ、じゃんじゃか食べてください!成長期なんですから!」
バーソロミュー様と交流を重ねさせて頂くこと幾許か。どうやらかなり信頼していただけているようです。最近ラピの主人が決まったかどうかを気にかけて頂くことが増えました。ラピはもうバーソロミュー様にお仕えしたいと思っているのですが……。ラピからの申し出ではなく、あくまでもご自身から仰られたいそう。ふふ、今日も今日とて素直になれないこの尊いお方が可愛くって仕方がないです。……あ、失礼でしたでしょうか?
ガーデナーの主従の契約のためにはうなじを噛んでいただけなければなりません。それが証となり、ガーデナーは一生の忠誠を捧げます。幼少期からこの瞬間をどれほど待ち望んでいたことやら。とっても嬉しくて、些かテンションがいつもより高くなっています。
「さぁ、ガブッと!いっちゃってください!」
噛んで頂く為、晒したうなじを前に固まるバーソロミュー様。あらら?まだ10代半ばのお方には刺激が強すぎましたでしょうか?お顔が赤くなっていらっしゃいました。
「私、ラピスラリィはガーデナーの名において、汝、バーソロミュー・エルドリッジ様に生涯命を捧げて御奉仕することを誓います。……えへへ、これからよろしくお願いしますね!ご主人様!」
突然、無粋な輩が襲撃をしてきました。ご主人様が何をいうより先に体が動きました。これでも暗殺術は兄妹の中では頭ひとつ抜いていたんですよ。えへへ。
大男の死角に潜り込み、スカートの内に隠している抜き身のナイフで急所を突く。暗殺はいかに気付かれず、一瞬で息の根を止められるか。そう、教わりました。1人の処理を確認したら、視界のはたにいた男達、続いてもう1人。そして最後の1人、その太い首にナイフを突き立てようとしたその時。ご主人様の制止の声が届きました。生かしておいてよかったのでしょうか?ご主人様はとってもお優しいです!やっぱりラピはとても素敵なご主人様にお仕え出来たな〜♪と、満悦を感じながらナイフの血を拭っているとふと緩い液体が頬を伝わるのを感じました。
「わぁ、返り血が……」
メイド服に付いていなかったのは不幸中の幸でしょうか?何はともあれ、ご主人様をお守りできて良かったです!
随時更新
2022-09-03 17:49:13 +0000