サ・バナル・バテタ

ブラック・レコード 設定資料集

ヘリオジ・オバマ原作、ブラック・レコードと呼ばれるガンアクション作品に登場する人物の1人である。

年齢:122万歳
性別:男性
人種:ナセストロ人(ナセストロ・サピエンス)
身長:約220cm~230cm
血液型:不明

「学者が考えるのが仕事だとしたら...わしは何も考えないのが仕事じゃな」

「わしはもう...疲れた...一人にさせてくれ」

「怠惰でいることがわしの仕事じゃ」

「遥か昔、わしには多くの同胞がおった。じゃが、最初からそのようなものは必要なかった」

「わしを呼んだのは君かね?」

[概要]
サ・バナル・バテタは、肉の賢者の一人。

異様な人型形態をしており、もはや恐ろしい化け物のような外見に見えるが、実際は平和主義で思慮深い人物。
人間を超越した極めて高い知能がある。

首はなく、頭部は丸みを帯びている。
頭部には、口や眼球や耳といったものが一切存在しない。

口が無いにも関わらず、言葉を喋ることが可能。(本人曰く、身体の細胞を上手く使って音を立てている)

眼球も無いが、千里眼のような超能力を視覚として使っている。(本人曰く、5000km先まで見える)

耳も無いが、超能力を代用している。(本人曰く、5000km先まで聞こえる)

進化による神化により、食事や睡眠や呼吸といったものは一切必要ない。

様々なバイオテクノロジーに精通している。
科学・数学・哲学等、人間が知らないようなことをいっぱい知っている。(1ミリも理解出来ない超難解な内容だが)
魔術(および超能力分野)にも精通している。

普段は、細胞の波長を変化させ反ミーム的効果を生み出すことにより、その存在を認知出来ないようになっている。
しかし、彼に出会いたい(助けが必要だ)と強く願えば、彼自身が自ら現れてきてくれる。(彼の半径5000km圏内に限る)

[性格]
紳士的な性格。
普通に良い人。

[経歴]
元々は、良識派グループに所属していた肉の賢者だった。

数十万年前、ナセストロ文明が良識派(生命を尊重)と悪識派(生命を冒涜)に別れ、大規模な世界大戦が勃発した。
その際に、良識派グループの肉の賢者の一人として戦っていた。

しかし、悪識派が使用した大量破壊兵器(生物兵器と核兵器)により世界大戦は終焉したものの、地球全体は何十万年にも渡って汚染されてしまった。

都市や建造物、文明は全て塩へと変わり、有機物は腐敗し、海は汚染され、毒の大気によって覆われた。

一部の同胞らは、生体航宙艦に乗り宇宙へと脱出し、他の居住可能な惑星を目指した。

サ・バナル・バテタは、同胞達が宇宙へと飛び立つ中、一人地球に残ることにした。

本人曰く、「私はもう...疲れてしまった...誰とも関わりたくない...ずっと一人にさせてくれ...」とのこと。(過去に何かがあったと思われる)

数百万年間もサハラ砂漠をただひたすら何も考えずに彷徨い続けている。

[戦闘能力・超能力]
肉の賢者とだけあり、その肉属性(有機体操作能力)の技量は極めて高い。

戦闘の際には、自らの身体を変異変形させ、巨大なタコのような形態となる。(バテタ形態)

巨大な触手を上手く駆使して攻撃を行う。

バテタ形態では、強アルカリ性の腐食性液体を飛び道具として使用する。
さらに、強アルカリ性腐食性液体を使用して地中を掘り進むことで、ミミズやモグラのように地中を時速2450kmで移動できる。
また、海中を進むことも可能。(海中だとさらに速い)

キチン質の巨大な棘を連射して発射可能な特殊な生体器官を構築することにより、正確な遠距離攻撃が可能となる。

(このように、モ〇ハ〇やバ〇オ〇ザー〇顔負けの大怪獣バトルが始まるのだ)

戦闘以外でも、巨大な生体建築(生きた建造物)を瞬時に生成できる。

その他にも、瞬間移動能力もある。
この瞬間移動能力は、自身を量子レベルで分解し、移動先に肉体を再構築し意識を移すことで可能としている。
(肉属性の無から有機体を生み出すという能力を上手く利用している)

前述したバテタ形態でさえ、能力の数パーセントも出していない。
彼が本気を出せば、たった一人で地球を滅ぼすことも出来るかもしれない。

[その他]
サハラ砂漠で遭難した人を助けたりしている。

前述した経緯から、サハラ砂漠の付近にいる人々からは神(サハラ砂漠の肉の神)と言われているが、本人は自身は神ではない、ただの高度に進化した生物だと否定している。

魔術(超能力)に関しては、本人曰く「人間は魔法やら魔術やらと呼ぶが、違う。本質を理解していない」とのこと。

本人曰く、「怠惰でいることがわしの仕事じゃ」とのこと。
何故、彼はサハラ砂漠を彷徨い続けているのか、その理由が明かされるかもしれない。

[作者からのコメント]
作者(ヘリオジ・オバマ)曰く、「極めて強大な(肉の)力を持つ」、「実際のところ、じじい臭いが、性別はない... だが、彼が大昔(数百万年前?)の時は、どうかは分からない... 元々は人型形態をしていた」、「生命(有機体・肉)を司る神の一人」、「過去に大切なものを何度も多く失っている」とのこと。

彼が現在のような形態(外見)をしているのは、彼が心を閉ざしてしまった、現実から目を背けたいという想いが現れているという考察もあります。
肉の賢者は、基本的に自身の生体構造を自由自在に改変・変形させることが可能であり、自らの好む形態で生きます。
彼は、自分自身でその姿を選んでいるのは言うまでもありません。

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2022-09-01 13:38:27 +0000