菌糸の隷属「モールデッド」

エレメンタル㏇
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ベイカー邸の至る所から出現する真っ黒なツタの様なものが絡み合って人の形を模したような身体に目と思わしき黒い穴の様なものが開いた顔、手と口には鋭く異様な爪と牙を持つ怪物。
その正体はコネクションと呼ばれる組織が開発した「E型特異菌」と呼ばれる新種のカビに感染した人間が全身の細胞をカビに置換され変異した存在。
その身体は無数の菌糸の集合体であるため骨格が存在せず、隙間さえあればどこからでも地面や換気口などから生えるように神出鬼没に現れる。
口の中をよく見ると牙に混じって人の歯が何本か残っている。
性質は生存本能による獰猛さと大型肉食獣に匹敵する戦闘能力を備えた非常に危険な物で攻撃を受けると感染してしまう。
(体験版では通常個体が一体のみ出現し、一撃でも攻撃を受けるとバッドエンドになってしまう程)
攻撃手段も爪による斬撃や掴みかかりからの噛みつきと言った単純なものだが腕を伸ばした突き刺し攻撃は射程距離が結構長く、喰らうと一気に距離を詰められてしまう。
基本、このカビに感染した者は身体が朽ち果てて死に至るのだがわずかでも耐性があれば変異(作中では転化と称される)を起こしてモールデッドとなってしまう。
また至る所に侵食しているカビの塊から直接発生する他に、既に死亡した者に対しても転化を促す作用があり、劇中ではジャックに殺害されたデイビット保安官補佐は死後、菌が体を侵食し、死後硬直や腐敗が始まりながらも切断された箇所を中心に頭部がモールデッドに変化しつつあった。
至近距離からのショットガンやマグナムによるヘッドショットが有効だが当たり所が悪ければ何発も撃ち込まなければならず、尚且つ今作では弾薬や精製素材の入手量が限られているため一々相手にしていると弾切れに追い込まれてしまうため可能な限り無視する必要もある。
頭部が弱点である他、身体の接合は非常に脆く、肩や股関節を集中攻撃すれば容易に四肢を切断できる。しかし生命力や耐久性自体は歴代の雑魚敵の中でも高い方で手足を失っても這いずりながら噛みついてきたり、斬りつけたりしてくる。
たまに最初から腕や足が欠損している個体も出現する。
頭部を腕で守ったり、回避行動をとったりするが知能自体は低く、ドアの開閉を理解できない。そのため遭遇してもドアを閉めればプレイヤーを見失い一旦消滅する。
本編では恐怖を煽る演出や凶暴さを見せつけた一方、有料DLC「ジャック55thバースデイ」ではジャックの誕生日を祝うためか中折れ帽子やパーティハット、アメフト用ヘルメット(サイズはあってない)などで申し訳程度の仮装をしたややコミカルな出で立ちで登場する。
様々な種類のクリーチャーが登場した過去作と異なり、『7』では基本的にボスを除けば等身大クラスではこのクリーチャーしか出現しない。一方で様々な派生種がストーリー進行によって出現する。
ベイカー邸に出現するものは全てエヴリンの家族候補となった者達の成れの果てで彼女の意にそぐわなかった、若しくは耐性がなかった結果、体内の菌を活性化させられ殺害され転化してしまう。
エヴリンにとって従順な存在であるため、劇中では「ブサイクな友達」と称されていた。
設定資料によるとモールデットを生み出す方法は対象となる人間を生きたまま浴槽に入れて、上から金網で蓋をして閉じ込めた所にカビを完全に浸かるまで流し込み数日放置すれば転化させられるというもの。地下加工場や研究所にカビだらけのバスタブがいくつも存在するのはそのため。
後に『RE2』のDLC内でトロフィー獲得後、解放されるアクセサリーとして頭部のみ再登場する。
名前は英語で「カビ化した」を意味し、研究員からは「カビ人間」と例えられていた。
『ブレード・モールデッド』
右腕が刃状に変化した強化個体。歪な形状に反して、人体を容易に切断する切れ味を誇り、更に銃弾を弾くほど硬質化され、盾としても機能する。しかし関節は通常個体同様に脆いため、右肩を破壊して腕ごと刃を落とす事も可能。
通常より少しだけ耐久値が高い。
また場所によってはこの個体の攻撃によってイーサンの足首が切断される小イベントが発生する。
作中で入手できるファイルから焼却炉で最初に遭遇する個体はトラヴィスという男性が転化させられたものである事が伺える。
『クイック・モールデッド』
壁や床を走り回ったり、張りついたりする高い機動力を備えた四足歩行型のモールデッド。
旧館で「Ⅾ型被検体の腕」を入手後、地下加工場に行った際に初遭遇する。
非常に俊敏で高い攻撃力を併せ持つ厄介な敵だが通常個体より耐久力は低い。
左右に飛び回り回避行動をとったりするが獲物に飛びつく直前、一瞬動きを止める習性がある。
どれだけ攻撃しても頭部以外の部位破壊は出来ない。
『ファット・モールデッド』
名の通り通常個体の数倍の大きさを誇る肥満体のモールデッド。実験場の牛舎にて初遭遇して以降、各要所に中ボス的な存在として現れる。(最高難易度だとここから二体同時に出現する)
耐久力も通常と比べかなり高く、口から強酸を吐く遠距離攻撃を仕掛ける他、見た目に反して強力な突進力もあるかなりの強敵。吐瀉物攻撃は障害物を利用すれば防ぐ事は出来る。
また吐き飛ばす直前、頭部を下や横に向ける予備動作があるため注意していればタイミングは把握できる。
倒すと爆発する以外に身体を掻きむしって猛毒の体液をまき散らしたり、返り血でダメージを受けてしまうため接近戦は避けた方が良い。
頭部は人の顔を正面から潰したような醜悪な形状で歯も人間の名残がある。
初遭遇以降に登場する個体は無視する事も可能。廃鉱終盤でさらに見上げる程巨大な個体と二体同時に現れる。
後に『RE:バース』でB.O.W.側の操作キャラとして再登場するが位置的には一番下でゲロ攻撃も行わない等かなり弱体化させられている。
『ダブルブレード・モールデッド』
有料DLC「END OF ZOE」にのみ登場する頭部から肩にかけて先端が赤みを帯びた棘がいくつも生え、両腕が刃状に変化した個体。
エヴリン撃破後、ベイカー邸付近の森にのみにしか出ないため、突然変異で誕生した可能性が高い。
廃墟と化した汽船内で初遭遇するが武器が両腕になったこと以外これといった強みは無く、「ブレード」に毛が生えたようなもの。
ある武器を入手する直前、通常個体と共に大量に発生するが無理に相手する必要はなく、それ以降登場もしなくなる。

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2022-08-29 04:40:05 +0000