ヘリオジ・オバマ原作、ブラック・レコードと呼ばれるガンアクション作品に登場する戦闘兵器である。
[概要]
全高約3~4m
ゴリラのようなゴツイ外見が特徴。
コクピットは剥き出しになっているが、全ての物理攻撃を防ぐエネルギーシールド発生装置が搭載されているため、問題は無い。(ガラスを使用すると、破損した際にパイロットにダメージが及ぶため)
武装は、左右両肩合計6つの対人戦闘用20mmガトリングガンが標準装備されている。(レーザーサイトが搭載されている。サーチライトとしても使用可能。色は赤色のみ)
これは、人工知能によって制御されており、360°方向からの敵歩兵(および敵性小型目標)の脅威に対処し排除することが可能。
さらに、飛んでくるミサイルやロケット弾をも正確に迎撃することが可能。
高い攻撃能力と防御能力を提供する!
これにより、歩兵の支援無しで単独作戦行動が可能となっている。
近接武器は、鋼鉄をも切断できる巨大なクソデカチェーンソー(丸ノコ型、剣型、etc...)や、巨大なコンバットナイフである。
遠距離武器として、数十種類の専用重火器が存在する。
60mmガトリングガン、105mmシングルアクションリボルバー、多連装ロケットランチャー、30mmアサルトライフル(二丁持ち可)、アサルトバーナー(戦闘用火炎放射器。両腕にそれぞれ二丁ずつ装着することも可能)etc...
高い機動性を誇り、俊敏性がある。
最大出力を発揮すれば、時速約50km近くで移動可能、さらに約10mも跳躍できる。
全体的にシンプルかつ原始的な構造(搭載されている高性能電子機器等を除けば、極めてアナログ)をしているが、そのために製造やメンテナンスが容易に行えるという利点がある。
Simple is best.
コクピットには、ホログラム装置が搭載されており、HUDが空中に表示される。
それらには、様々な戦術的情報が表示される。
操縦方法:
2つのペダルがあり、それを上手く操作することで脚を動かせる。
腕を動かす際は、コクピットにある2つの操作機械に手を装着し、それを操作することで連動して腕も動く。
[その他]
設計者曰く、「元々は恐竜とかと戦うために作られたんだぜ」とのこと。
前述した通り、シンプルかつ原始的な構造だが、極めて丈夫で耐久性に優れており性能も良い。
よっぽどなことがない限り、壊れることはない。
恐竜みたいなデカい化け物とも対等に渡り合えるし、戦車みたいな近代兵器も相手に出来る。
しかし、この兵器の最も魅力的な特徴は、超能力者(ルビ : 人の皮を被ったバケモノ)相手に戦えることである。
前述したエネルギーシールド発生装置は、物理攻撃のみならず、精神攻撃、超能力攻撃をも完全に防ぐことが可能だ。
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※超能力者(人の皮を被ったバケモノ)とは:
ブラック・レコード世界には、超能力者と呼ばれる、その名の通り様々な超能力を持った人間がおり、個人差はあるが極めて高い超能力を持つ存在は、人類にとって重度の脅威となる。
何故ならば、念じただけで相手の身体を爆発させたり、グチャグチャに出来る者もいるからだ。
超能力には、瞬間移動、時空間操作、透明化、重力操作、病原体操作、液体操作、火炎操作、精神操作、霊能力、未来予知、千里眼etc...
有害なものから無害なものまで多種多様である。
核戦争の影響で世界人口が大きく減少したため、それに伴い超能力者保有率が反比例して上昇したことが統計学的に判明している。
基本的に超能力者への差別や偏見はないものの、恐れられてはいる。
超能力の内容次第では、超能力者狩りの標的にされることもある。
(脅威レベルは、クラス1~5まで存在し、クラス4以上になると粛清対象となる。
クラス3はグレーゾーンであり、完全な管理下にあれば問題は無い。
クラス1~2は自由な個人活動が可能)
極めて凶悪な超能力者との交戦では、過去に核兵器が使用された例もある。
恐るべき超能力者だが、この二足歩行兵器ウォークバスターがあれば、生身の人間でも超能力者と対等に渡り合えるのだ。
実際に、対超能力者戦では、極めて高い勝率を提供している!
数多くの人類の宿敵を粛清してきた偉大なる歩行兵器。幾多もの巨悪に立ち向かい粉砕してきた。
まさに、ブラック・レコードを代表する兵器の一つなのだ。
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2022-08-21 20:29:33 +0000