今回は、「サクラメシアの救世主、聖女エヴァンジェリン専用機案にして、とある敵機と対をなす機体」という設定の作品を制作してみました。
この作品は、Blender及び、LuxCoreRenderを使用して制作しました。
早速この機体が登場しました。illust/100578035
制作ありがとうございました。
独自の外観となる完全新作の案でも良かったのですが、敵機と対をなすものという設定で、AM-NCシリーズの機体として共通の「猫耳」や化け猫の象徴である「2本の尾」のあるものとしました。
この機体は以前投稿したゲヴァルザイン「Stealth Cat」(illust/100211064)のリヴェルザイン版で、同じ設計図を共有する機体なのでほぼ同型です。
以前、この機体の設計図という設定の作品(illust/100404143)を投稿しましたが、その情報が敵に奪われた関係で設計変更を強いられたという設定により、外観が一部変更されており、性能も少し強化されています。
この作品は、MAKIさん、BLUEKIDisオイラ魔理沙さん、ゆきのこさんの作品を参考として制作しました。これは、この企画内において他の作者の作品を参考にした機体の第1号です。
機体構成
ヘッド:「WMG-02シーブリーズ(ゆきのこさん制作illust/99895644)」を原型としているが、魔法使いのような外観から原型を留めない程大きく変更されており、猫耳型高性能レーダーが搭載されている。これはステルス突破能力が高いので奇襲に強い。ここに第1コアが搭載されている。頭長高は7.5mである。
ボディ:見た目によらず男性型だが、AM-NCシリーズの設計に女性型は存在しない。ここに第2コアが搭載されている。有人機仕様の建造も可能だが、現在の設計では無人機仕様となっている。
アーム:「エプシロン(BLUEKIDisオイラ魔理沙さん制作illust/99336813)」のものを原型として関節部に「AMフレーム規格」特有の可動部保護カバーを搭載した。これにより関節部の故障率が軽減される。外観は桜の意匠を取り入れたものである。
レッグ:この部分についても可動部保護カバー(特に膝関節部は2重化)を搭載している。また、浮上走行システムを搭載しており、移動速度は極めて高速である。更に、「レッグスラスター(MAKIさん制作illust/100482109)」による長距離ジャンプや、浮上走行と併用した高速移動も可能である。
設定
これは機体操縦能力や、高G機動耐性が低い聖女様のための特別設計の機体です。但し、この機体の設計情報は敵勢力に奪われており、この機体の完成前にAM-NC1029型ゲヴァルザイン「Stealth Cat」が生み出されてしまいました。そのため、設計当初から大幅な改良を行い、敵機であるStealth Catを上回る性能を目指したものとしました。
彼女はVRゲーム型訓練プログラム(illust/99829003)で機体操縦等に慣れようとしていましたが、この機体なら、機体と精神が電子的に一体化する操縦システムを搭載し、ゲーム感覚で操縦できるので、(多分)彼女でもいきなり起動できます。しかも、この機体は人間の骨格を再現した「AM(Advanced Multitype)フレーム」を使用しているので操縦者自身の体と同じように扱えます。
但し、この機体の操縦システムは、一般的な機体と大きく異なり、脳波連動機能搭載のVR式となるので、VR方式の操縦システムに慣れていない者にとっては操縦が難しく感じることになるかもしれません。これは、この機体のゲヴァルザイン版である、AM-NC1029型でも、主にその機体の操縦を担当するヒナタ以外の多くの者がAM-NC1029型の操縦システムに適応できなかったことと同様です。
この機体の性能は、これの敵機版であるAM-NC1029型とは、復活能力(2回まで撃破されても復活可能)が無い代わりに全体的に性能が高められています。また、この機体は無人機でありながら操縦者の能力を一部反映可能な設計となっています。この機体は無人機であることを前提として最高速度は有人機以上に高く、高速動作時には繊細な操縦が要求されるため、訓練用に彼女の能力に合わせて性能を制限することも可能です。この性能制限機能は操縦者が自由に設定できるので、徐々に機体の操縦に慣れることができます。
仮にこの機体が全能力を発揮した場合、彼女の能力と組み合わせることで敵機であるAM-NC1029型を単機で完全に撃破できる可能性もあります。(ちなみにAM-NC1029型の性能は序盤のボス程度です。)
もちろん、この機体にも光学迷彩等のステルス能力がありますが、これは、AM-NC1029型には通用せず、同様にこの機体はAM-NC1029型のステルス能力を完全に突破できます。これは同型のコアを使用していることによる共鳴反応によるものです。
「機体の操縦が苦手な聖女様にも、機体を自在に操る爽快感を体感してもらいたい。」
これはその強い想いを込めて開発された機体です。
もちろん彼女の安全性を最大限に確保するため遠隔操作式の無人機となっています。仮にこの機体が故障しても、彼女に傷は一切与えません。ご安心ください。
もし、この機体が登場するなら、彼女にVRゲームの新ステージに挑戦してもらうと思わせてVR式コントローラーを装着させ、仮想敵はもちろん彼女自身が鹵獲したダイケラス(illust/100556357)に担当してもらい、最後に彼女の目の前まで操縦させてお披露目という登場方法も良いかもしれません。そして、無人機ながら機体をいきなり操縦できたことにより、彼女が今度は有人機に挑戦するきっかけとなるかもしれません。
なお、この作品はカスタマイズコンペティション(illust/99324020)投稿作品です。
やはり、「大将自ら出撃して返り討ち」という事態は回避したいので、彼女には安全第一で遠隔操作式となる無人機が良いかもしれません。他にも、まずは遠隔操作の無人機、次が複座式、そして最終目標は1人乗りの機体で出撃!という感じもありかもしれません。
ちなみにこの機体は「操縦者自身が猫になる感覚」に対応することで真の性能を発揮できますが、やりすぎると操縦者自身が猫のような性格に変わってしまいます。しかも、敵が猫じゃらしを持ってきた場合は高確率で返り討ちとなってしまうので、それに対する精神力も必要かもしれません。
2022-08-17 14:56:45 +0000