鋏定規「舐めるな、私はマザコンだ」
「食わせてやらねえといけねえかわいいチビが九人もいるんだ。お兄ちゃん頑張っちゃうぜ」
「ヒィ〜ヒッヒッヒ！ 見せてやるぜ真の魔女って奴をよォ！」
「くそッもういい！ 俺がやった方が早い！」
⬛︎婆谷峨 鷲吏（ばあやが わしり）
年齢：33歳
性別：男
所属：監察係 治療師
身長：181cm（＋ヒール10cm程度）
体重：ｴｯ…軽ッ…怖ッ…内臓どこ詰まってんの…？kg
■性格
かつて00課に所属していた「魔女」の長子。失踪した母の行方を探す為、十年前から00課に所属している。
10人兄妹の長男であり、重度のマザコンでありブラシスコン。母の二つ名を引き継ぎ「魔女」を名乗り、母の衣服を引き継いで着用しているが、性自認は男性である。
計算高く狡猾で、目的のためならばどんな手段も厭わない反面、全てを自分で成し遂げなければ気が済まないワンオペ重過労社会人。
■能力
ポーション調合やまじない等、クラシカルな魔女が行える類の魔術全般。
本人の最も得意とするのは結界制御。広範囲は勿論、最も得意とするのは動く人間一人をコーティングするような精密制御。
■結界について
形状は自在であり、動体に対する結界付与や、針の穴を通すような精密制御を可能とする。
また物質的・霊的な存在に対する干渉妨害のみならず、記憶や挙動・五感・認識といったものの『封印』としても用いることが出来る。
精密性を求める場合の射程はおおむね視認範囲内。そうでなければかなり遠距離まで対応可。
母親も類似の技術は持ち合わせていたようだが、鷲吏のそれは『線を引く』能力であり、本質的な部分で理が異なる。
この結界は彼個人の才覚に基づく能力といえる。発動に際し、特別なモーションは必要ない。
調整班【illust/100438053】に所属。この能力を活かし、主に記憶処理や改竄などの隠蔽工作を担っている。班への所属の動機は失踪した母親の情報を効率的に探す為という側面が大きい。
（一例：illust/102852501）
■言動
一人称：私、俺
二人称：お前、君、（歳下）苗字呼び捨て、（歳上）苗字さん
好きな食べ物：アイス
嫌いな食べ物：肉料理
口調：まあまあ粗野。歳上相手にも敬語は崩れがちで雑。
【関係者】
■相棒：春原祥馬さん（illust/100438173）
呼び方：春原／祥馬くん
さる霊障にて知り合い、同じ魔女の母を持つ者同士として母親の話をする茶会の席を設け意気投合。いくらかの交流の末、婆谷峨が自身と母の過去を話したことを皮切りに相棒関係となるに至った。
【illust/100813619】【illust/102052941】
出会いの経緯と弟に近い年齢差から、婆谷峨は彼のことを世俗に疎い善良で柔軟な若者と認識している。
しかし実際のところは、婆谷峨が認識しているよりも遥かにしたたかな側面を持つ彼に振り回されがち。さりとて困惑しながらも結果的にその押しの強さを受け入れてしまうので、弟妹のことからも分かるように、一度懐に入れた相手にはダダ甘なのだ。
人ならざる存在に対し、『交渉』という手段で接する彼の在り方を好ましく思い、精神的な救いを得た。
でもディア呼びは誤解しか招かないと思うから勘弁してほしい。
「私を誰だと思っている？ 30分ほどで出来る、良い子にして待ってなさい」
「私には交渉と線引きは真逆の概念に思えるがね、君の好意的解釈には毎度驚かされるぜ。褒めてない。皮肉だぞ」
「よりにもよってここでそれを呼ぶのか……ここは堅物まみれの調整班だぞ……」
「ああもう！ 分かった！ 行けばいいんだろ！ 休憩行ってきます！！ これで満足かテメーッ」
⬛︎細かい背景設定／本編での動き
ママと呼び慕う母親・婆谷峨つばめと血縁関係は無く、彼女と関係を持った実父が鷲吏を残して失踪したことでつばめと養子関係となるに至る。義理ながらに健やかな親子関係を築く中、母親の特異体質を知り、彼女の望みを叶える為に８歳から奮闘。15歳で霊能力を発現し、母の望みを叶え、次男・鷹嗣の出産を見届ける。以後母親が失踪する八年間に渡り、弟妹の助産を行い続けた。
（関連：illust/102052941）
母親の性質が人の法に沿わぬものであること・00課という組織に所属して僅か二年で母が失踪したということから、社会と00課に対し不信と嫌悪の目を向けているが、弟妹を人として養育することを選んだことから、完全な拒絶には至っていない。同僚を頼らず、全てを自分の手で担いたがる悪癖も、この組織に対する不信感に由来する。
（関連：illust/101141333）
反面、そうした自らの性質や言動が、社会的に見れば肯定されぬものであるという客観的な認識は持ち合わせている為、本質的には自己を否定する心理が強い。これは母が原因不明の失踪を遂げたことへの自責も理由の一端となっている。普段の反骨的な言動はそれでも尚漏れ出る本音と、意図的に振る舞う演技としての側面が強い。つまり、結構押しに弱い。
そのため、平素はペラペラとよく口が回るが、自身の本質に近づくことになるほど言葉数が減り、行動で示す傾向があるようだ。
相棒・春原は家族以外で初めて意識的に『身内として扱う』と定めた相手だが、それ故にどこまで受け入れ、どこで線引きをすれば良いのか、本人が判断しあぐねている。
（関連：illust/102327907／illust/102710904）
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友人、既知設定、背景等ご自由にどうぞ。死亡欠損以外であれば連絡不要です。
あんまり動けなさそうですが、のんびり遊べたらと思います。
何か問題などございましたら、メッセージにてご連絡下さい。
00課陸『illust/99737596』
開催おめでとうございます！
2022-08-15 07:24:29 +0000