「おばんですう。篭野ことりと申します。カゴノコトリ。覚えやすい名前でしょう?お見知りおきを」
「コドクはよくないですよ。とてもとても、寂しい」
「ええ、ええ、もちろん愛してますよ。ひとを守って死ぬべき『俺たち』が、きみたちを愛していないわけないじゃないですか。
――愛してます、人間」
●篭野ことり(かごの -)
男/25歳/184cm(ヒール込で199cm)/85㎏/8月12日生まれ
北海道開拓支部002係/陰陽師(土)/両利き
懐っこい人間好き/力isパワー/呪詛は使いよう
一人称:俺(公的な場では私) 二人称:きみ、【同い年・年下】(名前もしくはあだ名)ちゃん 【年上】(名前)さん
→基本的にほぼ初対面でも上記の呼び方なので嫌な場合は希望すれば直します。
得意・好きなもの:人間、鍛錬、饅頭
苦手・嫌いなもの:寂しいこと
●能力
「コトリノカゴ」
呪詛や瘴気に対して非常に強い体質。これは血筋や家に由来するもの。
同時に非常に強い呪詛を体内に宿しており、これを攻撃に転用することが可能。
霊力は並だがこの呪詛や瘴気の利用が攻撃上のアドバンテージになっている。
とはいえ術で扱うというよりは身体や武器にこれを纏わせて物理で殴るタイプ。
霊力の質が術に向かないものの、質としては現状土の気が強いため、武器は土属性と相性のいい金属のものをよく扱う。
最近はいくつかの節でつなげた鉄の棒がお気に入り。すごく重い。
攻撃力は完全に本人のフィジカル準拠。
力isパワー。
「コトリノウタ」
周囲や対象の呪詛や瘴気を自らに取り込むことができる。
体質上かなりの量が吸収可能だが、無差別に吸い取らないように特定の歌を口にしたときだけ発動するように制約を設けている。
*『浄化』について
呪詛や瘴気に強いため、これによる体調不良は起こらないが、基本的に浄化を受けることが出来ない。
これは呪詛などを通すための回路のような部分が不具合を起こしてしまい、制御が上手くいかなくなってしまうため。
そのため呪詛や瘴気を溜めすぎて周囲に影響が起きそうなときはなるべく人気のないところへ自主的に隔離するようにしている。
●性格・来歴
人間が好きで愛してると言って憚らない。
非常に懐っこく、誰にでも臆せず接する。
誰かと話すのが好きで、スキンシップも好き。
ただし自分の見た目がそれに不向きなのも承知済。なるべくにこにこしているがもしかして逆効果では?と最近気づき始めた。
ひとを守ることが自分の価値である、と定義づけており、その上で自分が生き残ることを「勝ち」だと称している。
十三年前に霊能者を排出する血筋であった実家がほぼ断絶、前当主が亡くなったことで資格があったことりがそのまま家を継ぐことになった。
ひとを守りたい、という思いの元、北海道開拓支部が発足前から警察に入職。
支部の発足とともに異動して今に至る。
先代:篭野殊理の第四子にして、現篭野家の当主。
「ことり」は代々の当主が継いでいる名前であり、戸籍もこちらに直してしまっているが、本来つけられた名前は「篭野海広(かごの・みひろ)」である。(11/12追記)
●有害霊障特務班【illust/100494673】に所属します。
基本能力が戦闘八割くらいなので戦闘発生しそうなところに出向いたり、非力な相手がそこに出向くときの肉盾兼武器になればいいなーくらいの動きをしています。
たぶんトレーニングルームにもちょこちょこいる。
●関係者
▼弟:篭野智明(illust/100438301)
呼び方:ちーちゃん
実の兄弟。
実家が潰れた際に分かれてしまい、北海道開拓支部が出来た際に十数年ぶりの再会をすることとなった。
今も昔も変わらず可愛い弟だと考えているが、一方でわざわざ怪事に関わりに来ないでいいのになあと思っている。過去の話はあんまりしたくない。
「俺を倒せるくらい強くなったらお話してもいいですよう」
「兄というのはたいてい弟のことしか考えてないものですよ。……ええ、本当に」
「あらあらー、ちーちゃんは相変わらずかわいいですねえ」
▼相棒:輝良々初晴さん【illust/100443838】
呼び方:ういちゃん
同い年の友人で相棒。
人間愛という部分での共通項を以て元々親交があったが、愛の返し方や他者への寄り添い方を尊敬しており、存分にそうあれるように彼の前に立って守る存在になることを望んだ。
二人共若干ボケ気味なので気をつけないとツッコミが不足する。
「それはたぶん霊障なのでちょっと待ってください、ういちゃ──ああー……」
「ういちゃんは伸びしろが多いですからねえ。ぜんぶぜんぶこれからですとも」
「きみの有り様が、俺にはとてもとても素敵に思えます。……どうかそれを守る支えになれますように」
●交流はのんびり参加予定。
●死亡、行動不能の重症、欠損が発生する場合はお問合せいただければと思います。それ以外は既知関係でも背景要員でもお好きに便利に使ってどうぞ。
■その段階でログインしていない霊障などでもお好きに連れ出していただいて大丈夫です。交流のお返事などは確約できませんが、肉壁や護衛がほしい際にはどうぞ。
●キャプション等随時更新(11/12更新)
「ここに在りますはカゴノコトリ。耐えて湛えて堪えて絶えた血族の末。それでも──ああ、ああ、それが俺の価値でしょう。お守りしましょう。そして俺はきみたちの元へ帰りましょう。
それこそ、俺たちの『勝ち』ですから」
2022-08-12 15:01:02 +0000